forget-you-not 2004年08月27日(金) |
夕食の準備中、冷蔵庫の中の材料を探す。 ガラスの器にラタトゥーユが入っていた。
けれども、それをいつつくったのか記憶がない。 週末前だったのか後だったのか、まったく思い出せない。
「ねぇこのラタトゥーユ、いつつくったんだろう?」
わたしの外部メモリーである夫に聞いてみる。
「火曜だよ」
即答だった、すごい・・・。
自分が調理した日付を他人に訊くという 呆れる質問を再びする。
「そっか・・・、週末前じゃなかった?」
「ちがうよ」
はぁ・・・、わたしが忘れっぽいのは、遺伝だと思う。 まぁ、父親の場合アルツじゃないかっていうぐらいひどいんだけど・・・。 たぶん父は、思い出すのが面倒くさい、っていうのがあるんだと思う。
母が今でも繰り返していうのは、 わたしのことをどこに連れて行っても、そのことを覚えてないから 連れて行く、その甲斐がまったくないという。 ・・・、そうかもしれない。
理由はわからないけど わたしにとって過去を思い出すという作業は ひどく疲れるのだ。
思い出すことをしないでいたら いつのまにか思い出すことができなくなっていた、という・・・
そんなわけで、、、
今週初めにあった哀愁男の誕生日を わたしは忘れていたのだ。
すでに過ぎてしまっているわけで・・・・・・
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