思い出はいつの日も雨 2004年06月09日(水) |
雨の中を、弟と、ドライブする。
リアシートに乗ろうとドアに手をかけると 助手席に乗るようにと合図された・・・。
エンジンがかかるとサザンが流れ出す。TUNAMI。 昨日は彼女とドライブでもしたのだろうか・・・
会話もなく沈黙がつづく。弟と話をするのは苦手。 たぶん向こうもそうだろう。
「なにしてるの?!」 と訊かれる。
わたしは何もしてないから、じっと前方を見てるだけだから 何のことかわからず黙っていた。
「これっ」 助手席の下げられたサンバイザーを指差す彼。
「まぶしいから・・・」
「雨降ってるよっ?」
「・・・。」
黙っていたらパタンとあげられてしまったので 雨粒がフロントガラスにあたる様を眺めつづけた。
車中に歌詞が流れる −思い出はいつの日も雨
年に1、2度しか会わない弟と会えて 沈黙が長い会話でも・・・ わずかな時間でも・・・・
思い出になる時を過ごせたと思っています・・・
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