混浴風呂で裸体をさらすようにオープンな文化 2004年05月18日(火) |
雲が濃い。 空が落ちてきそうなぐらい重々しい雨雲。
曇天の空の下、ジュースを買いに自販機まで歩いて ふと、数日前のノーリツのCM中止の記事を思い出した。
そのCMは、
リビングルームに見立てた浴室で 裸の子供と母親が液晶テレビを見ているところに 父親が同僚を連れて帰宅し、同僚も一緒に 浴室でテレビを見るという内容。
視聴者から「不快感を与える」などと苦情がでて 放送中止になったのだ。
このCMを見たとき、あまりの無神経さに驚いたと同時に 非常に日本的なCMだなぁと関心もした。
日本の文化って他国の人がびっくりするぐらい 性に関してオープンだ。それはまるで混浴風呂で 裸体をさらすようなオープンさだ。
外国の人と温泉に行くと、彼女たちはかならず水着を着る。 水着は温泉場では禁止だといっても絶対人前では裸にならない。
アメリカ人は、はなっから温泉は行かない。 他人と一緒のバスタブなんて汚くて入れるかというかんじ。
行くのはロシア人とかフランス人ぐらいだろうか。 ロシア人は温泉に慣れてるけど それでも下着は脱がずに入る・・・
そんな感じだから、あのポルノチックな企業CMは 外国人は驚愕してしまうだろう。
日記サイトでも、制限なく誰でも閲覧できてしまう アダルトジャンルがあるけど、自分の性をネットという 公衆の目に晒していて(それが良いとか悪いとかじゃなく) やっぱり混浴風呂みたい、と思う。
つまり・・・いろんな文化がある、ってことで。
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