視線をはなさずどんなに見つめ合ってみても・・・ 2004年01月22日(木) |
薄く青く、高い空。 こんなにも快晴だというのに外出できない。 風邪を引いているので cocooning している。
気分を変えようと U2のCDをかけボリュームを上げる。 ジャズをはじめたからといって それ以外のものを聴かなくなったわけじゃない。
切なくハートを絞りだすように歌うラブソング。
「僕を見るとき 君の目は遠くを眺め 話しかけるとき 相手は僕ではない そして僕が触れても 君は何も感じない」
昔の男が言い放った言葉を思い出す。
「 You have penetrating eyes. 」
わたしの目が洞察にすぐれているという意味で言ったのではない。 見つめ合っていても 君の目は僕の目をそのまま突き通って行ってしまう・・・
彼をすり抜けていくだろうわたしの気持ちを指摘した彼。
人差し指と中指を自分の両目に突き刺すようにして そのまま後頭部に抜けるようなジェスチャーをしながら そう言っていた・・・
そうなのよね。 視線をはなさずどんなに見つめ合っても 心ここにないときもあるでしょ?
見てるふりして見てないのは相手にも判ってしまうらしく それを指摘されてしまうと少し哀しくなる・・・。
それはわたしの気持ちを見透かされたような そんな気がしてしまうから・・・。
でも・・・
ねぇ アナタこそ
You have penetrating eyes だったってこと気づいていた?
|