心にも体にも非情の衣 2003年07月03日(木) |
子供を生まない女を非難したり、
ちょっとばかり仕事をしてるからって 職種によって人を差別したり、 社会に貢献してない人を非難したり、 税金を納めていないと、専業主婦を責めたり
そういう傲慢な人たちは 一体どういうつもりなんだろう・・・
どんな命だって、この世に生きている。 必要がない命なんてない、とわたしは思っている。
非難されなきゃいけない命なんてないのに・・・
「一寸の虫にも五分の魂」という言葉があるように どんな小さな命だって、リスペクトされるべきだ。
日本人は、みんな横一列に同じでないと気がすまないのか? 多種多様を理解できないのは国民性なのかもしれないが 宗教の問題もあるとおもう。
キリスト教を唯一宗教とは言わないが、クリスチャン精神は好きだ。 社会貢献していない浮浪者にだって、最低限の食事は確保される。
日曜の東京のとある教会に、浮浪者が行列をつくるのを見たことがある。
そこは隣がフランス有名ブランドのお店で、 ファッショナブルな通りにあるんだけど
そこに場違いな浮浪者たちが列をなすのは、
おそらく信仰心からではない。 どうも食事券がでるらしいのだ。
こういう列を、お寺で見たことが、わたしはない・・・
日本政府が食事券を配っているとは思えないので、 これはクリスチャン精神の善意のお金から出てるんだと思う。
憎き戦争相手国にだって食料は空から落とす(ちょっと乱暴だが)・・・ 困った人を見れば、どうしたって救おうとする。
あの9.11事件である日本人が言っていたことを思い出す。
自分は現場から逃げるのが精一杯で、 他人に声をかけて助けるなんて余裕はなかったが、 アメリカ人たちはみんな声を掛けあっていて 自分もそれでたすけられた。
日本人の自分には、到底出来ないことだと思った。
そうなんだ。
そういう教育を受けてないのか、
遺伝子レベルで違うのか
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