男?! そうなんだ・・・・
まぁ、少しは、というかかなりショックを受けたかもしれない。 そんなカッコイイお兄さんが、どうしてまた、そんな・・・・ (彼女自体、少女漫画に出てくるようなハンサム男顔だった)
憧れのお兄さんが、いきなり手が届かない世界に行ってしまった。 そうか・・・しょうがないと気持ちを落ち着けてから、
自分の知り合いにいる、そう、 ハンサムだけど女嫌いなアメリカ人の話をしてみよう、 と思い起こして
そういえば、 親戚のお兄ちゃんが通ってる大学の英語講師がアメリカ人で 背が高くてカッコイイ金髪で、でね、
英語を教えるとき横に並んだりして、お兄ちゃんの膝に 手をおいて教えてくれたりするらしいの・・・
と、話をしてみた。
彼女は、驚いてる風じゃなったと思う。 でもなんか、話が変なほうにいっちゃって気まづくなっていたはず。
なんで唐突に、わたしの知ってるゲイの話なんかしちゃったのか・・・・
もうね、迷路にはいっちゃったかんじで話をつづけるしかないの。
話が交差するはずないんだけど、
いや、しちゃいけないんだけどなんとなく嫌な予感がしてた。
んー、
この迷路から抜けるべく、肝心なことを聞いてみよう。
相手の名前だ・・・
彼女はそこまで知っていなかったので それから相手の名前調べに躍起になったのはもちろんである。
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