高校のときからの友人宅で洗面所をお借りした際 大きな消毒液ボトルポンプが、蛇口の横にドンとおいてあった。
そこまで消毒するものは何があるのかと聞いてみると
主人が手を洗うときにつかってるの。
え?!
そうだった、ご主人は医者だった。
このときはSARS騒動の前だったけど 職業柄だろうけど家庭での手洗いも消毒液とは・・・・ と、そのときは呆れた。
でも これからの生活には、常備されるものになるかもしれなと、ふと このときのことを思い出してしまった。
まぁ、手を洗うならここまでやってくれると、 同居するものとしては安心だ。 うちの場合、「手洗い」と「うがい」は以前からルールに なってるけど、これからは消毒液にしようか、と思案中 ーー; 週末いった映画館のトイレも、洗浄液と消毒液がおかれていたし。
病気で抵抗力が下がったご主人のために、割高な無農薬野菜を 買う友人もいる。 家の中も完璧に清潔にしてるらしい。 家の絨毯は清潔感のある白づくめだそう。 でもご主人、職業が・・・こちらもお医者。
どちらのお宅も、病院のファクターを家庭にもちこんでいる。 普通、仕事場と家庭はまったくちがったものに したいんじゃないだろうか・・・
あ、お医者って普通じゃないからいいんだね。 だいたい、休暇のとり方を聞いてびっくりするもの。
病院から車で15分の距離の休暇 病院から車で30分の距離の休暇 病院から車で1時間の距離の休暇
なにこれ?!
緊急に呼び出しがかかったときに、休暇中でも 病院に駆けつけられる距離にいなくてはいけないらしい。
ねぇ、これじゃ休暇っていえないんじゃないのっ? (お医者って大変だわ・・・)
SARSを日本に持ち込んだ台湾医師を責める人もいるけど わたしは彼に同情する。 治療してあげて二次感染するなんて こんなトラジェディ(悲劇)ないでしょ・・・ 医者は聖人君子ではない。
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