冒険日記が始まりましたが
やっぱ違うね…。配色もテンポも。

ムーミンコミックスを元にしてるからかドタバタしてるらしい。
スナフキン関係とか同じ事をしてるはずなのにどこかイマイチ伝わらないのは
やっぱ間の取り方が前の楽しい〜の方が上手かったからか。
そう思うとテンポといったもので作品の持つ説得力って変わるんだなあ。

作画、配色は楽しい〜の歌の変わる前のやつが最高潮だと思ってます。



「ムーミンが結婚?!」
偶然指輪を見つけるムーミン。
フローレンの指に無理やり指輪をはめさせられる。
そしてフローレンの結婚ゲームに付き合わされる。
ムーミンの心底嫌そうな顔がとても面白いですね。
そんなムーミンにフローレンは
フローレン「奥様が私じゃ気に入らないの?」
ムーミン「そ、そうじゃないけど…。」
フローレン「じゃあ私の心配りが足らないっていうのね!」
ムーミン「違うよ〜。」
フローレン「きっと私が嫌いになったんだわ…。」
ムーミン「そうじゃないったら〜。」
フローレン「そうよ!きっとそうだわ…!ええ〜〜ん!!!」
泣きだす。
……なにこの女超うぜえ。
ムーミン「ち、違うったら〜…。」
困ったムーミン。
もう結婚ゲームにつき合わされるのはこりごりだ!!!と
スナフキンのところへいく。
愚痴をこぼすムーミン。
スナフキンに
ムーミン「ねえ、スナフキン、教えてくれない?
本当の結婚ってどんなものなのかな?」

……スナフキンに聞くなよ。


さすがにそれは聞くなよ。ていうか知ってたら嫌だろ。
スナフキンはなんでか照れてうつむきながら
スナフキン「…そんな事、僕にはわからないよ。」

…いや、別に照れなくても…。なんか色々と知ってそうでドッキリですね。
夫婦でコウノトリにお願いしたら子供を運んできてくれるとでも思ってそうだなw
まったくガキだなコイツラはwとか思ってるかもしれない…。(すんごい嫌だな)

スナフキンは孤独になりたいというムーミンを見て
「明日、小さな旅に出ようと思ってるんだ。どうだい、一緒に行くかい?」
と誘う。
目の色変えてムーミンはついていく事に決める。
ああ、念願の、スナフキンとの旅が…!!!と張り切るムーミン。
あとはフローレンの説得です。

ムーミン「ねえ、フローレン、わかってほしいんだ。
僕は君と違って男の子だし、
安易な生活に溺れてちゃいけないんだ。

安易な生活に笑った。いっちょ前に一人前の男気取りです。

ムーミン「本当の男になるために、
自由と孤独を目指す冒険の旅に出なきゃいけない!
だから家出を…!!」

…ここら辺がムーミンパパそっくりですね。

フローレン「わかったわムーミン…
男には男の生き方があるっていうのね。」

…これなんて寅さん映画?


しかしムーミンは知る由もなかった…
スナフキンの冷酷さを。

翌日、ありえないくらいの荷物をかついだムーミンがやってくる。

スナフキン「ムーミン…一緒に旅をするのはいいけど…
どうしてそんなに大きな荷物がいるんだい?」
ムーミン「うん…でも、せっかくフローレンが
荷繕いをしてくれたんだ…。おいていけないよ。」
あんな偉そうな事言ってた割には結局尻にしかれとるやないかい!
スナフキン「どうも自由と孤独の精神からは遠いみたいだけど、
ま、持っていけるところまで持っていくんだね。」

山を登る二人

スナフキン「ムーミン…本当に後悔はしないんだね?」
ムーミン「……うん、もちろんさ。
…ちょっとまってよ、スナフキン、今荷物を少し置いていくから。」
中から体重計やらラジオやらおやつ用のケーキ焼きセットやら
ライフルやら出てくる。
のでみんなおいていく事に。
どう見てもその袋には入らない量なんですけど…。
その様子を見てスナフキンはほくそえむ。
(ほら、いわんこっちゃないwとでも思ってるのか)
身軽になったムーミンはスナフキンの後をついていく。
夕方

スナフキン「さあて、ムーミン、ここでキャンプを張ることにしよう。」
ムーミン「僕もうクタクタ。でも綺麗な夕日だね〜。」
スナフキン「観賞に浸るのは後だ。ムーミン、手伝ってくれ。
そっちのロープをしっかり引くんだ。」
ついてからいきなりテントを張るスナフキン。
ムーミン「え…?今すぐに…?
ちょっと休ませてよ。」
スナフキン「日が暮れるのは早いぞ。
それがすんだら魚をとるんだ。

ムーミン「………
わかったよ……。」

ここからスナフキンの情け容赦ない仕打ちが始まる。

二人で釣りをするムーミンとスナフキン

まったく釣れないムーミンに比べて
スナフキンはどんどん魚を釣り上げる。
ムーミン「あ、また釣れたの?スナフキン。」
スナフキン「おっ、今度のも大きいぞ。(聞いてねえ)」
ムーミン「ちぇっ…僕全然釣れないや……。」
スナフキン「さあて、僕の分は十分とれた。
先に行ってるよ。」

ムーミン「えっ……!?
行っちゃうの…!?」

…一人でさっさと釣った魚を焼いて食べてるスナフキン。
ひいいー。
本当、一緒に旅したらリアルでこんな態度とるんだろうな。
ムーミンはやっとこさ魚を釣り上げて食べる。
「よく頑張ったね。」
あ、でもこの一言で我慢できそう。(笑)
「旅の間は、自分の食べ物は自分で用意しなければいけない。
それが旅をする者のルールというものさ。」
はい、さすがですスナフキンさん。

朝早く
スナフキン「さ、出発だ。」
ムーミン「あーっ
待ってよーっ。」
さっさと行ってしまうスナフキン。
一生懸命スナフキンの後をついていくムーミンがいじらしい。
両者、無言。
おそらくムーミンは、スナフキンと一緒に楽しく旅をするというのを想像してたんでしょうけど
現実は甘くなかった。
むしろスナフキンには殺気すら漂っている。
ムーミンは黙って気まずそうにひたすらうつむいて歩く。


ついにホームシックに。
寝言で
ムーミン「うう…ママァ………。」

そんなムーミンを見てスナフキンは微笑む。

…もう嫌になってきていたムーミン。
とぼとぼ歩いていると、なぜか自分が捨てた荷物を発見する。

スナフキン「どうやら、僕は道を間違えたらしいな〜。」

……はい、全てわざとでした。


ムーミン「ははっ、戻ってきちゃったんだよ!」

スナフキン「どうもそうらしい。
で、旅を続けるかい?」

ムーミン「え?
…え、えへへへへへ……。」

お家に帰るムーミン。
平穏な暮らしの大切さに気づいたようです。

ムーミン「フローレーン!!
帰ってきたよー!!!
僕、やっぱり結婚ゲームの方がいいや!
これからもゲーム続けてもいいよ!!」

…スナフキン、凄いな。甘やかすだけが優しさじゃないってか。

しかしフローレンは
フローレン「結婚ゲームですって?
もうおしまいよあんなゲーム。」

とすっかり飽きてしまっていた。

ボール蹴りして遊ぶみんな

ムーミン「あ、あのさ……。

そ…
そんなあ………。」


ムーミン…哀れ。(笑)



あれですかね、スナフキンの心情は

はあ?何が安易な暮らしに溺れてちゃいけないだあ?
帰る家があるなんて幸せだろうが。
孤独になりたい?
本当の孤独を思い知れ!

という心情ですか?(スナフキンはそんな乱暴じゃありません。)



「スニフの恋」
作画がひでえ
もうそんだけ。
それだけが気になって気になって。
前回見て、
「ん?言うほど酷くないじゃん?ちょっと角ばってたりするけどこの程度なら以前もあったし範囲内。」
とか思ってしまった自分が悪かった。
こりゃひどい。
もう話がどうのよりその作画の酷さばかりに目がいく。
ええと、ダフィとかいう子に恋をするスニフの話。
コイツはアリさんが怪我してる〜と手当てしたり
鳥の巣が冷えないようにポットカバーをつけたりちょっとお花畑の人で、
ムーミン家のハチミツのビンが割られていてそこに蜂が集っているシーンにて
「ハチさんがお腹すいてたみたいだから…♪」
というように偽善者とかいうよりもう異常者
スニフが言うには鼻がかわいいとのことだがあの種族では鼻で可愛さが決まるのか。
ダフィダフィーーーー!!!vvvvとか言って木に抱きついたりのた打ち回るスニフがキショイです。
変態です。
でもダフィには振られてしまいます。
みんなで慰める。
そこへ、ハーモニカの切ないメロディーが響いてくる…

…あああ、スナフキン!!来るな!!
この作画で出てきたらマズイ!!!
今回は出てこなくても許すから!!
とか思ってたけど出てきちゃいました。
あああ、最初辺りのやつよりひどいよ…
しくしく。
スニフに
「でもね、スニフ、誰でもそうやって大人になっていくもんだよ。」
ひどいアップ顔で慰める。
スナフキンもこういう経験してるのか!?と気になりました。誰か聞いてみてくれ。
スニフは
「でも…僕
こんな辛い思いするなら…
こんな辛い思いするなら…
大人になんかなりたくないよー!!」
とどこかへ駆け出していく。

スナフキン「忘れる事だよ…スニフ。
君の心の中から…彼女の思い出をかき消すしかないんだ…。」

なんで人生のほろ苦さを悟ってるんだスナフキン。
いくつ??
ていうか思い出とか言ってもそんな深い関係でもなかったですが。
…となんでかかっこいいセリフだけ言って後は出番のないスナフキン。
え?登場これだけ?
結局何しにきたのかよくわからないスナフキン。

これからはどんどん作画が崩れていきますよ。
もういいや、もう。(諦め)

最後はスニフも吹っ切れて終わる。
2006年09月08日(金)



日々の雑記 / 蜜柑

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