スナフキンと一緒にティーティーウーしたい。

テニスの王子様十数冊、
美味しんぼ20冊以上
兄に売ってきてくれと頼まれた母親についていったのですが
全部で買い取り価格370円の某古本屋は死んでいいと思います。
販売価格がテニスの王子様
10巻セットで2000円
ふ…ふざけてる。
しかもスマブラデラックスが中古で五千数百円て…誰が買うんだ。
ブックオフのように100円コーナーがあるわけでもなく全て高い。
ブックオフよりひどいんじゃない?

なんだかんだで、ブックオフは定価14000円の専門書を
400円で売っていたりするような店なので買う立場としては助かってます。


まだまだスナフキンウォッチしてます

「巣立ちの日」

親鳥以外からのご飯を食べない雛に、ご飯を食べさせるため
鳥のコスプレをさせられるスニフがおもろい。というよりかわいそうだ。
そしてスナフキン…
相談しても、ヘムレンさんに聞けば?的な対応で見事な無関心。
最近本当ムーミンと距離をおいてるかもしれない。
というよりヘムレンさんと仲良くなったのか?
前回、パパの昔話の時も一人だけ離れたところで釣りをしてたし。
ムーミンに誘われてついてきたはいいけど……的な雰囲気。

ムーミンの鳥コスプレ姿が凄かった。
その後スナフキンのところへ行った時
ス…スナフキンにもやらせるのか!?
と一瞬ドキドキした。
まあ、するわけないですが。
子鳥の話を聞いた時の、あのスナフキンの「間」が怖かった。
「おはようスナフキン!」
「やあ、おはようムーミン。また木の実取りかい?」
「うん、そうなんだ。(^^)」
「……………。」
えっ!?
なに!?スナフキン!!
神妙な顔で
「……ムーミン。」
ななな何を言い出すんだろう……。と思っていたら
鳥達も元気になってきて浮かれてるムーミンに
「君はいずれ、あの鳥が森へ帰らないと
いけないということはわかってるんだよね。」
と言う。
ムーミン「えっ!?」
ムーミンはそこまで考えていなかった。
いや、いつかそうなる事はわかっていたけど
そんな事ずっと先の話で、もっとあの小鳥達と一緒にいられると思っていたのだ。
珍しくスナフキンに向かって
「わかってるよそんなこと…!」
と彼の言葉を遮って言い放ち、走り去っていく。
ちょっとこのシーンは「おっ?」と思って見てしまった。
そして一人で悲しく立ち尽くす。
スナフキンは静かにムーミンの側にきて佇んだ。
大きくなったと言ったってまだあの小鳥達は一人前じゃないよ…!という
ムーミンの言う事を聞いてスナフキンは優しく諭す。
「ムーミン…なぜいつも、僕が旅をしてきたか…わかるかい?」
スナフキンが珍しく自分の事について話す貴重なシーン。
「僕は、物心ついたときからたった一人で旅を続けてきた。
多分…これからもそうするだろう。
それが、僕にとっては自然なことだからなんだ。」
「自然……?」
「そうさ。
生き物にとって、自然に振舞うというのはとっても大事なことなんだ。
そしてもちろん、あの鳥達にしてもそうさ。
だからムーミン、もし鳥達がきちんと一人前に飛ぶことができるようになったら、森に帰してあげなければ。
…わかるだろ、僕のいう事。」

……深いー!
なにこのかっこいいセリフ。
そんな事スナフキンに言われればムーミンも

「…うん、わかったよ。
やっぱり鳥は、大空の下にいる方が自然だもんね…。」
スナフキンはその言葉を聞いて少し微笑む。

……この二人には友情という言葉だけでは形容しきれない絆がある。
最近ムーミンに冷たいぞ!と思ってたけど
本当、こういう時にはちゃんと力になってあげるスナフキン。



………ていうか驚いたのが

物心ついたときから一人で旅してるという言葉。

…ウッソ!?;
と思いました。
ヨ ク サ ル ひ で え
と思いました。
本当に育児放棄したんか
と思いました。
ど、どういう状況だったのかスナフキン。
妹は、きっとムムリクは物心つく頃から旅に出るもんなんだよ。と言ってましたが…。


小さい頃からたった一人のスナフキン…
父親も母親もおらず…(ほろり)
なんだか、たまにムーミン達が
「いいよね〜スナフキンは自由に旅ができて〜。」
みたいに言って羨ましがるが…
「辛いこともあるさ。」
という彼の一言がものすごく深い言葉に思えてきました。
きっと寂しさを感じる事もあるんだろうなあ。
ムーミン谷を去っていくときの寂しそうな笑顔は忘れない。
だけれど彼にはその孤独が自然なものだから
その自然を受け止めているんだろう。
そして孤独を味わった後のムーミン谷は本当に
素晴らしいところだと感じると言っていたし
彼にはたしかに孤独が必要なんだろう。
それを受け止める強さがあるスナフキンは凄い。


ラスト、鳥達が羽ばたいていくのを見て彼らへ一言

「良い旅を!」

…もう大好きスナフキン。
はい虫みたいに遠くから憧れたい。
2006年08月22日(火)



日々の雑記 / 蜜柑

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