突然、和解版マルクク日常ショート付き その3 - 2005年10月09日(日) ■ 10月シティの新刊コピー本、ギャグ本なんですが…… なかなか調子が出ません。 ギャグだから、乗っちゃえばザッザカ書けるんですよ。でも、マルククでギャグ書くの初めてだから…… まだなかなか。 お兄様がかなりアレな感じのギャグです。たぶん。 別名、ククール受難本。 ■ 突然始まってしまう、そこはかとなく和解版マルククの日常ショートドラマ3 【前回までのあらすじ(笑)】 ←本気で読まないで下さい。 何故だか知らないけど和解してほの甘ムードのマルクク。ある日熱を出した兄を、ククールは付きっきりで看病する。ククールの健気っぷりに、何だかちょっと兄も癒されてみたり。その甲斐あって、兄の風邪は良くなったのだが…… 「………で、結局オレが伝染って寝込んでるってワケね……」 (ガチャ) 「……起きているか。ククール」 「って、兄貴!?」(ガバッ) 「こら、起きるな。寝ていたまえ」 「で、でも…… 兄貴、んなトコ来て平気なのかよ。仕事とかいっぱいあるんじゃ……」 「片が付いたから来たのだ。……遅くなってしまったがな」 「……兄貴……」 「………… どうだね。熱はまだ下がらんか」 「う、うん。まだちょっとゾクゾクする……」 「では、まだ上がるな…… どれ」 「っ、ん… 兄貴、くすぐったい……」 「部屋をもっと暖めた方がいい。今、暖炉の火を強くしてやろう」 「………………」 「……ククール? 苦しいかね」 「う、ううん。ただ……」 「うん?」 「……オレ、『熱吸い取ってやる』だの、威勢のいいことばっか言っちまったけど…… 結局、兄貴に迷惑かけちまってるんだな…… って」 「………………」 「……ごめん。兄貴」 「………………」 「………………」 「……お前が謝ることでは無かろう」 「兄貴…」 「実際、私の熱はすぐに下がってしまった。万が一、お前がその分を引き受けているのだとしたら…… 謝るのは、私の方ではないかね?」 「ん、んなことねーよ。兄貴が謝ることなんか……」 「……では、それでよかろう」 「ぁ…」 「そもそも、そのような非論理的な事…… 私は、信じてはいないがな」 「………あは…は……」 ■ 何か眠くなってしまったのでここまで。ある日突然この続きから始まったりします。たぶん(汗) 何のオチもないし…… ...
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