++ Wasabia ♧ japonica ++

平凡で退屈な日常の中にこそ、目を向けたい一瞬がある。
大事なことは、いつもその中にしかないのだから。

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◆ 2002年06月29日(土)
おっさん、チャリダーをなめるなよ。
いつも行くスーパーの駐車スペースで大喧嘩が勃発。


夕方の主婦の時間でごったがえ。

車が今まさにバックで突っ込もうとしているそのスペースにでかい二輪車がブインと割り込んで白線のど真ん中にでーーんと停めてしまったのだ。




「おい、こらっ、何さらしてんねん、わしが停めようとしとった所に割り込みしやがって。」

「はぁ、何言ってるねん、こんなもんは早い者勝ちや。」

「あほか、そこは車停めるとこやんけ。邪魔やどかんかい。」

「どこに停めようがわしの勝手じゃ、それに他に何処に停めるスペースあるんじゃ。」





まもなく店員が出てきて、まずは車側のおっさんに

「お客様、あちらにスペースが開いてます、あちらにお停め下さい。」

そして、二輪車に

「そちらも別のところに移動してください、そこは身障者用スペースです。」








そう、そのスペースはでっかく車椅子のあのマークがついている。
一般の車は遠慮するものだ、普通。

私は車で行くとき、どんなに混んでいてもそのスペースは停めた事がない。
マナー以前の当たり前のことだと思っていた。

なのにこのおっさんたちときたら、身障者用のスペースを取りあいしているのだ。





呆れてものもいえん。





恥をでかい声で晒しているのも同じことだろーよ、おっさん。
恥ずかしいとか思わないのか。


とか顔をしかめていたら、二輪車のおっさん私の顔をじっと見る。


おいおい。

なんなんだよぉ。

おっさん。

気持ち悪いんだよぉ。

何にらんでんだよぉ。



..............あ。



あ、そう。
そういうこと。

どうやらそのバイク、駐車スペースの車止めの石と石の間を縫って、こちら側のちゃりんこスペースに入ってこようとしているのだ。

だがこちら側のちゃりんこスペースには、私のちゃりんこが居る、要するに私のちゃりんことおっさんのバイクは頭同士で向き合っていて、私のちゃりんこはおっさんの

邪魔な存在になるのだ。




おっさんは明らかに私を威嚇している。


どけよというオーラが発せられている。


冗談じゃないよ、てめーの不始末のせいでなんでちゃんと停めている私がどかなきゃいけなんだよ。

ってか、どいて欲しかったらそう頼めよ。言葉で発しろ。
威嚇するな。

それによぉ、あっちにスペースいっぱいあいてるやんけっ!
横着するなよぉ!
こっちはちゃりんこスペースなんじゃ!



こんな非常識なおっさんに負けてたまるか。



にらみ返す。



じぃーーーーーーーーーー。


2分ほどたった。

私は、子供をおろし、


そのままちゃりんこを残し、


スタスタと歩いて少し離れたところで、





じぃーーーーーーーーーー。





おっさん。諦めてバックしてちょっと離れたバイクスペースへ。



勝ったぜ。
あぁ、でも心臓がバクバクいっているけど。
いいや、あれで負けるわけには、いかなかったのだ。




どこか向こうの方で子供づれの主婦の声が聞こえてきた。


「身障者のスペースに停めるような非常識な大人になったらだめよ〜○○ちゃん!」



ナイス突っ込み。
ありがとう、ちょい嬉しかったよ。


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負け犬の捨て台詞にしか聞こえんなぁ。
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