a days:日常的に迷走中
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ゲーム・アニメ・特撮…バカっぽく夢中!日常から非日常まで、カオスに何でも書いてます。
基本的に毎日書きます。拍手レス等はコメいただいた翌日あたりに…きっとあると思う。
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○はくしゅ
パチパチー!ありがとうございます!! 日記しか書いてない、というか、日記に書いてるのはたいへーん読み辛くて申し訳ないですっ 日記も小話もゴチャゴチャで…整理整頓ができませんwwwwごめん
この日記は「ブログ」という形態ができる前からある、掲示板的な日記帳なので、カテゴリ分けて読みやすく、とかムリなのです、多分。 (フレームで表示するようなのを作ってる人はいるみたいだけど、そんなスキルなっしん)
ホント読みづらくてごめんなさい。 そして気づけばまたサイト放置してるという…wwww
いつも見守ってくださる皆様のおかげで、ちんたら遊んでいます。 ホントありがとうです!
今日日記。
がっこのおしごと。 不思議と、手早く終わってしまう。(趣味がワードとインターネッツですから)
あと、 ↓のお話を修正作業に入りました。 あまりに、酷いwwww
どこまで続くねん? シャドウが陰陽師のネタ話。 その7…多分最終回。
その1、その2、その3、その4、その5、その6
静かすぎる。 風の揺らぎもない無音の空間、また誰かの結界に閉じ込められた。 ソニックと出会った時と同じ現象のようだが、今、力の源は影霧が壊した鎚の中から感じる。
「これが、本当の?」 「そうさ。都に逆恨みしてた鎧師をいじって蠱主に変えて、テイルスが護る桜を枯らそうとしてた」 「それで、二尾狐が桜を守るために、春を遠ざけて」
全ての元凶が鎚の中にいた「もの」だと解る。 強い呪いが詰まっていると思い込んでいた。それを壊したものに跳ね返るような。 それなのに、僅かにも陰気を感じない。 むしろ、もっと穏やかな。
『ソニックが何を考えているのかわからないよ』
直接、頭の中に響いてくる、声なのか、言葉なのか。ソニックはただ苦笑する。 何者なのかと問うことも躊躇ってしまう、小さな子どものようで、永遠を生きた老人のようで。 獣の姿のソニックに、懐くようにふわりと舞う。 否、泣いているのかもしれない。
「悪いな。お前と戦ってでも、守りたいヤツがいるんだ」 『嫌だ、嫌だよ』
小さな気配が光の帯を作りソニックの首にしゅるりと巻きつくと、葵紫色の絹帯に変わった。 前の時のような苦しみはなかった。
ぷつり、糸が切れるように結界が解けた。 動きだした風に鉛色の雲がみるみる吹き飛ばされ、東の空が明けに染まりだす。
「ソニック」 「シャドウ、俺は…」
言葉をさえぎり影霧が獣の額に手を添えると、地中に陰気が落ちてゆき、いつもの青い小鬼の姿に戻った。 その姿は、いつもの生意気な使役ではなく、使命を帯びた勅使のよう。 膝を折り、新たに増えた絹帯に触れる。 彼の真の敵、誰と賭けをしているというのか。 葵紫の帯から伝わる悲しみを受ける。 痛いほどの。 ソニックが手に余る衣の袖を広げ、影霧を隠すように抱いた。
高く上った春の太陽が、深い渓谷にもその光を届けると、川面を滑る風からもようやく冷たさが消えた。 早く帰ろうと急かす小鬼が、岩の上を飛び跳ねて先を駆けてゆく。 帰る路には、二尾狐と普賢象桜に会うことはないだろう。
「そうだ、あの二尾狐。ているす、と呼んでいたか」 「ああ、意味はふたつのシッポ!」 「本当の名では無いな。使役されることを恐れてわざと名を呼ばなかった、というわけでもないようだ」 「そのうち話してやるよ」
からからと日差しのようにソニックが笑う。 前世なのか、それとも遥かな未来のことなのか。 僕の手の中にあった白い種をソニックに託した、その時の話を。 期待せずに待つとしよう。
保津の水面に流れる白い花びらを追って、ふたりは都へと足を進めた。
はい。 おしまーい。
長々とお付き合いありがとーございますた!
どうでもいいですが、テキストファイルの名前が初期状態のままで「陰陽師正月っぽい話」です。 最初、桜じゃなくて梅にしてたから、早々に行き詰って書けなくなって放置してたのでしたーwwww テイルスはずっと出したかったのです。だって、素で妖怪じゃないwwwww
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