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雲のむこうの石鎚山
2002年05月06日(月)

チェックアウト後に、十数年前と同じように、

古岩屋荘の岩の看板の前で写真を撮った。

岩の看板は変わりなく建っていたが、苔むして、

十数年の時の流れを感じさせた。


四国霊場第四十五番 海岸山 岩屋寺(いわやじ)に詣った。

ちょっとしたの運動になるくらいの急な坂と階段を一生懸命のぼった。

お遍路さんばかりで一般の参拝者はまれだった。

岩屋寺には有名(?)な臭くないという売りの

「おがくずトイレ」があるとの父の言葉に

期待していた私たちはトイレの前で鼻をくんくんさせた。

なにしろ「おがくずトイレ」はにおわないという売りだから。

ところが、どうしたことか、そこらのぼっとん便所と

変わらないにおいがするではないか!?

文句を言いつつ、中に入ってみると、なんと中は

ほんとに臭くない。木の匂いしかしない!!

かなり驚きだった。



石鎚山を見に、石鎚スカイラインに乗ったものの、

朝から天気の悪かった空から雨が降ってきた。

もちろん、空には雲が、石鎚山のある方向にも雲が…。

土小屋に着いても石鎚山は雲の向こうのままだった。

夢音に石鎚山を見せてあげることはできなかったけど、

いづれ、一緒に登りたいなあ。




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