ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




捨てられない日
2001年09月21日(金)
昨晩おそく、熱を出してうんうん唸ってるところに隊長から酔っぱらいデンワがかかってきた。
「もしもしー!今ねー、まだ六本木で飲んでるらー!○×さんもいるんらよー、代わる〜?それとも×△子に代わる〜?」
具合も悪く、機嫌も悪かったので、
「うるせえ」
と一喝、切ってやった。
考えてみると、彼にとっては今月はじめての飲み会。酒のみ、酒バカ大将の隊長にしては、久々の嬉しい夜だったに違いない。
ちょっぴり反省したワタクシは、今日の弁当のお肉をカルビ特上(夕べ一人で食べようと思っていたもの。スタミナつける以前に肉が食える状態でなかった)に格上げし、ウインナーもタコ足にしてみた。許せ、隊長。
さてさて。金曜日はなんとなく手持ちぶさたな1日だ。何故かというと、「ごみ出しの日」じゃないから。
他の日は「燃えるゴミ」やら「資源ゴミ」やら色々と捨てる事ができる日なのだけど、金曜に限ってはいかなるゴミ収集車も来ない。つまらん。
私は「モノを捨てる」事に関しては一芸秀でていると自負している。(でも、たまに間違って相当大事なものを捨ててしまう事もある・・・。)「捨てる」事が快感でさえあるのも事実。掃除して出たゴミや、いらない!と判断したものをソッコ−半透明のゴミ袋に詰めこんで、そのままゴミ捨て場に直行できる事はすばらしく気持ちいい。もともとは「ためこむ性質」の人間だが、お年頃になってダーリン(当時)と同棲する事によって「モノがなくても結構平気」という事に気付いてしまった。自分の部屋に帰らなくたってそうそう困る事態にはならないのだから。どこでも暮らせる、という事に気付いてからは、普段も旅行の時も、あらゆる持ち物がコンパクトになった。だから、出て行く時もとっても身軽。着道楽なので洋服だけは持ちきれないが、他のものは小ぶりな紙袋1つに納まってしまう。
あの部屋のクローゼットに私の洋服はまだかかってるのだろうか?(あるいは八つ裂き?)たまにそんな事を考えると、自分のエイリアスが今の居場所とは違う所々に貼り付いているような気がして、妙な気持ちになる。









設計*しゑ(繊細恋愛詩)
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