2008年06月13日(金) |
ロマンチックな散歩道。 |
いろんな欲がありますが、最近エンタメ欲が止まりません。 映画も本ももんのすごく面白いんだもの。
て訳で、今週観た映画。 『田園詩』下高井戸の白夜映画祭2で魅力的なのがわんさか。そのうちのオタ−ルイオセリア−ニ監督のグルジア3部作の最終章。楽団員の練習が始まると地元の子供が集まってくるシーンがすごくよかった。淡々としててとてもステキでしかもリアル。 『丘を越えて』西島君が出てるので。西田敏行のせいか、客層が妙に高齢で少しひく。前半は退屈。西島君が出てくる辺りから集中できた。ヒロインが池脇千鶴なんだけど、童顔すぎて婦人服が似合わず、西島君がロリコンみたいにみえていやだー(笑)とび蹴りしたり、ダンスしたり、意外な一面も観れます。理屈っぽい役はとても似合うし、ス−ツ姿も男前です。 『長い長い殺人』ものすごい豪華メンバー。仲村トオルさんが好きなので観たんだけど、他にもいっぱい。でもこの終わり方はムナしい。まぁ実際現実はそんなもんなんだろうけど、あの子供は世の中に悲観してグレちゃうんじゃないかしら。 『パリ、恋人たちの2日間』パチパチパチスバラシイ!!!ジュリーデルピーが監督、脚本、製作、編集、音楽、主演とやってしまっている。もぅ、やってしまっているとしか言いようがない面白さ!アダムゴールドバーグとの絶妙な会話がタマらなくて何度も爆笑させられました。特にツボだったのが、家族で食事をするシーン。ヤバい。ヤバすぎる!ものすごいキャラのこの父と母(デルピーの実の父母だそうで)の行動言動がいちいちツボにハマって泣く程笑った。猫ちゃんもすごいし。最高に下品で最高にチャーミングでラストも良かったぁ〜。
本も数冊。初めて読んだ松尾由美さんの『九月の恋に出会うまで』は読み始めてすぐは時空超え系だったので読む気がしなくなりそうでしたが、読み進めたら何か思った方向と違う展開で驚きました。意外な感じで面白かった。真梨幸子さんの『弧虫症』はかなり気持ち悪いグロい展開だったけど読了。『女ともだち』もそうだったけど確固たる書きたいことがあるんだろうなぁー。根っこのところが実はすごく潔癖な感じ。
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