2008年05月19日(月) |
極彩色の四つの季節。 |
5月も半ば。その間に映画モロモロ観ました。13連チャンいきます♪ 『たまご』イタリア映画祭にて5分の短編。オチがいい。 『考えてもむださ』イタリア映画祭。めちゃくちゃ面白かった。家族もの。それぞれがいろいろ抱えててリアルに勝手で。でもなんつーか出てくる人が皆いいんだよね。音楽もいいし。最近観た中で一番面白かった☆ 『日々と雲行き』イタリア映画祭。↑の作品にも出てた方が出てた。こちらも家族、そして失業もの。淡々とした感じがとてもよかった。「ベニスで恋して」も良かったし、いい監督だなーこの人。 『8 1/2』イタリア映画祭。いよいよ念願叶って。面白かったー主人公のマストロヤンニのおかしみが沸々と。あと「僕らのしぜんの冒険」で聴けることもあって個人的に注目してた音楽が、これをあぁいう風に解釈してんだーっていうのを想いながら観れてとっても楽しかった♪今度DVDも出るしイメージフォーラムでも観れるので楽しみ。 『ねこのひげ』監督と出演者の舞台挨拶もあってお得でした。シンノスケっていう猫ちゃんがむちゃくちゃ可愛い。ハンガーに吊るした布がかわいくて、マネしてみたいと想ったり。監督の実体験が多いらしく、これほんとの話だったらリアルにキツいと想うんだけど、すげー強い人なんだろうなと想って。私だったらどの人の立場でも全然全く立ち直れないと想う。居酒屋で出てきたにらのおひたし(生卵のせ)がむちゃくちゃ美味しそう。 『タクシデルミア』サイコー!!!!!劇中、「終わったからこそその発端に意味がある」っていうことばが出てくるんだけど、ラストで納得。こういうグロくて毒満載のこういう映画はもぅたまらなく好き日本と全然違う国っていう感じが新鮮で、その映像にうっとり。父太りすぎだよ!猫デケー!っつーね。物語とは関係ないんだけど、激痩せ剥製師がアルフィー高見沢に激似すぎて笑いをこらえるのに必死でした。スゲーよ、必見 『長江哀歌』『一瞬の夢』ジャジャンクー2本立て。ずっと観たかった「長江哀歌」は地味だけど観終わって数日経ってじーんときた。探して探してずっと探して。私も、何気にもうずーっと探してるとこ、あるなぁって。 『1980』『グミチョコレートパイン』ケラ2本立て。最近蒼井優にハマっているのでタイムリーな「1980」ともさかりえってやっぱかわいいよな。「グミチョコ」はオーケン原作だけど、何となく山田太一的なにほひがするなぁなんて想いながら、大森南朋の父役で出てた山崎一に爆笑。すげーサイコーっす。お腹よじれるかと想った。田中哲司や緋田さんや大森南朋や好きな人がいっぱい出てるのにまさか山崎一に全部もってかれるとは両方出てた犬山犬子さんもかっこよかったー。 『ブレス』キムギドクの新作。また今回もスバラシイ!こういう発想ってどこから出てくるんだろ。設定的には「接吻」に近いんだけど(死刑囚に惚れるトコ)、女が歌に込めた想いっつーのが響いてきて、説明的じゃないんだけど部屋を飾って歌うっつーそれだけでわからせる説得力っつーのが凄い。雪だるまと雪合戦のシーンが印象的。雪のぶつかる音がすごく刺さる。それでも春は来ないんだよなぁ…せつなすぎる。あとギドク監督がまたまた出演してるんだけど、絶妙な面白すぎる出演っぷりやっぱりギドク大好きだぁー!次回作はオダギリジョーが出るっつーんで今から楽しみで楽しみで 『春夏秋冬そして春』すごく好きな作品なのでまたスクリーンで観れて嬉しかったー。引きで撮る湖上の寺が美しすぎる。これに出てる子供を連れた母親が、「ブレス」の女の役の方とのことでそれを想いながら観たら、また違う気持ちが出て新鮮でした。 『ラスベガスをぶっつぶせ』試写会にて。何の予備知識もないまま観たけどすごく面白かったー。ブラックジャック自体のルールもよくわかんないけどでもすごく面白かったー。気分爽快!普通に公開してたら絶対スルーしてしまうジャンルなので観れて良かった。最近、期待してなかったら意外に面白いみたいなのが多いから、面白作品を先入観だけでスルーしてるかと想うと何だか焦る。より好みしないでいろいろ観なきゃ!この作品には製作にもかかわってるそうですが、ケヴィンスペイシーがかっこいい。
いやーもぅわっちは映画にムチューでやんす。 ?
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