くりくり♪

2008年03月29日(土) 桜観oki観。

もうずっと、かなり幼少の頃から意識せずともこだわってきたんだろう。最近また特に気になる「誠実である」ことについて。一番最初に意識したのは中学3年の担任からひとりひとりにいただいたことば。「あっワタシノコト見破られてる…」と猛烈なショックを受けつつもとても嬉しかったことを覚えているし、あのことばはいつも私の心に在る。最近何度も何度も読み返している中島義道氏の著書には「誠実さ」について私が思っていたことがとても明確に記されている。先日ライブで観たばかりであれからずっと頭を巡っている古明地洋哉氏は、音楽に対する「誠実さ」を絵に描いたような歌い手だ。

20年以上活動しているストリートビーツというバンドがいる。学生の頃夜中にTVを観ていたら、金髪+革パンツ+豹柄シャツという私の好みとは真逆のルックスをした男がしゃがれた声で歌う「サンクチュアリ」という歌が強烈に心に刺さった。ビデオが擦り切れる程何度もこの曲ばかり聴いた。何て曲だと思った。聴いても聴いても聴いても聴いても∞聴けば聴く程にスゴかった。その後は何故かバンドの音を掘り下げるということよりもこの「サンクチュアリ」を何度も聴くことに費やした。とても気に入っているアルバムもある。だけど私にとってストリートビーツといえば「サンクチュアリ」なのだ。こんなに誠実すぎて大丈夫なんだろうかと。
前置きが長くなったが、今日はそのストリートビーツのvo&gであるoki氏の弾き語りソロライブ@naked loftへ行った。先日のフォークシンガー小象さんのライブ時に今日のことを知りチケットを買った。小象さんとokiさんの両方を聴くなんて一体どんだけ何でもありなんだ?って感じだが、イイものはイイんだもん立ち見もいっぱいでギリギリに着いた私も立ち見だったんだけど中々いい場所から観ることができた。定期的にやられているこの「吟遊詩人のように」というソロライブは今回でもう11回目らしい。髪を立てていないoki氏は初めて観たかも。曲順も決めずに想いのままやるスタイルで、ほんとうに素晴らしかった。(タイトルはよくわかりませんが)「まっすぐな瞳」がものすごく良かった。「風の街の天使」は大好きな曲なので嬉しかった。いろいろ考えていたら込み上げてくるものがあって何度かほろりとキテしまった。oki氏のやさしさと誠実さに溢れる素敵なライブで、体調不良で来るのをヤメようかとも想っていたのだけど、来れてほんとうによかった。誠実なママやっていける音楽もあるんだってことがわかってほんとうによかった
oki's diaryを読んだらあおいちゃんの結婚式に招待されてたんだってのがあまりにも意外
?


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