仕事後、渋谷ユーロスペースにて映画2本立て。 1本目は万田邦敏監督「接吻」。先日も観たのだけど、万田監督夫妻と仲村トオル氏の舞台挨拶があったのでまた観た。トオル氏は今日は上下ベージュな感じで揃えていてカッコヨカッターーー脚本もなされている万田監督の奥様がとても魅力的で、トオル氏との撮影秘話もいろいろ思い出して話してくれてよかった。この前は聞けなかったトヨエツ話が面白かったし、大好きな映画「unloved」との演技や演出の違い何かも聞けたので、再観する時はまた違った見方ができそうで楽しみ! 2本目は松井良彦監督「どこに行くの?」。こちらも舞台挨拶があったので今日のタイミングで。「追悼のざわめき」も現ちゃんが音楽をやったバージョンを観たのだけど、あまり得意ではない監督なのでどうしようかなーと想ってたんだけど、23年ぶりの新作というこの作品はエンディングで現ちゃんの書き下ろしが使われているのでいつか観なきゃなーと想ってたので意を決して。柏原君や三浦誠巳氏(ミキ役、むちゃくちゃよかった!)、佐野和宏氏(味がありすぎ!)はとても良かったんだけど、柏原君の相手役、ニューハーフのあんずさんの演技があまりにもトホホ…ぶっちゃけどうなんでしょうって感じでした。この作品自体も過激って訳でもないし、何だかなーって感じ。三浦氏と佐野氏の自然な演技が光っててそこはモウケモン上映後、松井監督のティーチインがあって、登場した監督は中尾彬に激似でかっこよかった。最後の方で、音楽の話も絡めて上田現氏の話。2006年位に現ちゃんのお母様から病気のことを聞いて、その時にお母様が号泣なされてたということ。監督が病気のことを知らないと思って気丈に振る舞っていた現ちゃんのことなどを聞いているうちに、我慢してたけど涙が止まらなくて困った。帰り道もずっと。最後は監督の意向で皆で黙祷。何だかどんどん現実になっていくのが嫌なんだろうか私は。あーまだまだ現ちゃん話はダメだな… ?
|