un capodoglio d'avorio
という、思想家・作家がむかし、この国にいた。
上京して、ミクシィで一緒してる友達と会ってるとき、 ふとこのヒトのことを思い出して口に出してみた。
花田清輝、マルキシスト。 でも日本共産党とは仲違いして独自の路線。 埴谷雄高、吉本隆明との論争がつとに有名。
でも、どかはとにかく文章が好きだった。 めくるめくレトリックの世界。 「韜晦と諧謔の作家」と揶揄されたらしいけれど。
でもじっさい、この世界に、 「韜晦と諧謔」以外になにがあるというのだろう。
きれいな円でもなく、まったくの無秩序なカタチでもなく、 楕円なスタイルで行きたいなーと、わたしも思う。
たまごの輪郭線のように。 地球の公転軌道のように。
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