un capodoglio d'avorio
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2004年09月20日(月) 花田清輝

という、思想家・作家がむかし、この国にいた。


上京して、ミクシィで一緒してる友達と会ってるとき、
ふとこのヒトのことを思い出して口に出してみた。


花田清輝、マルキシスト。
でも日本共産党とは仲違いして独自の路線。
埴谷雄高、吉本隆明との論争がつとに有名。


でも、どかはとにかく文章が好きだった。
めくるめくレトリックの世界。
「韜晦と諧謔の作家」と揶揄されたらしいけれど。


でもじっさい、この世界に、
「韜晦と諧謔」以外になにがあるというのだろう。


きれいな円でもなく、まったくの無秩序なカタチでもなく、
楕円なスタイルで行きたいなーと、わたしも思う。


たまごの輪郭線のように。
地球の公転軌道のように。


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