un capodoglio d'avorio
「4月からの」学生証の作成用と、 「やったぜゴールド」免許証の更新用と、 きゅうに証明写真を撮らなくちゃなこととなり、 図書館へ行く前に小阪の駅前の写真屋で撮ってくことに。 それで、まあ写真の不出来はお顔の不出来だからいたしかたなく (書いてて悲しいだろ、ワタシよ)、 チェ、と思いつつ、メールだけ infobarで確認してチャリこぐ。
しかし、本当の「チェ」は20分後だった。
iPodクンでくるりを聴きながらかなり飛ばして、 荒本のTSUTAYAの前をたどり着くころ、ふと、嫌な予感。 ジャケットのポケットをさぐってみたら、違和感な欠如感。
・・・無い、携帯!
こう、忘れ物や落とし物に気付いた瞬間、 ヒトはどうして「正確な事態」を把握することを拒むのだろう。 そしてどうして、鼻の奥のほうが、こう、あつーくなるのだろう。 でもその鼻の奥のほうのじわーっと熱くなる感覚に、 たゆたってる場合じゃない。 電話番号やメアドのメモリ! どーすんだどかっ。
と、泣きそうになりながらいま来た道をそのまま元にとって返す。 めちゃくちゃチャリ飛ばしながら、目は皿のようにしながら。 無い、無い、無い・・・と、気付いたらもう、さっきの写真屋の前。 はあー、どうしよう、ひーん。 とココロのなかで泣きじゃくりながら駅前の auショップへかけこむ。 とりあえず、止めなくちゃ、携帯機能だけわっ。
・・・したらさあ。 やっぱりいるのかな、神様って。
さっき、女性の方に取りに来ていただきましたよ、 お渡ししました、infobar・・・ (どか注:「女性の方」とは「おかん」のことらしい)
とある警備員のかたが、拾って持ってきてくれたらしい。 そんで auショップの兄さんが携帯番号から自宅を調べて、 連絡してくれたらしい。 それでおかんが慌てて取りに行ってくれたらしい。 ああ、顔も知らないその警備員の方、どうもありがとう。 交番ではなく、そして auの隣のボーダフォンのショップや、 手前のドコモショップでもなく、 ちゃんと auショップへ持って行かれたその機転! 不肖このどか、最大限に讃えさせていただきますっ \(T T\)
ってか、忘れ物とか落とし物、多すぎだよワタシ (と、これを読んでる某同好会のヒトたちも呆れてるだろう)。
はあ。
このあと、家でおかんから携帯を受け取り、さんざん馬鹿にされ、 ホッとココロが安心したら、カラダがドッと疲れてるのが分かって、 でも、天気いいし、気を取り直して図書館へ向かう。
・・・今度は、落とさなかった。
きょう借りたビデオ:
青年団「さよならだけが人生か」 青年団「上野動物園再々々襲撃」
きょう買った本:
望月峯太郎「万祝」(2)
|