un capodoglio d'avorio
2004年01月06日(火) |
JRA年度代表馬決定 |
誰もが予想したとおりの結果に落ち着いた。
クラシック牡馬2冠のネオユニヴァースでもなく、 春天と宝塚を制したヒシミラクルでもなく、 そして、17年ぶりの牝馬3冠を達成したスティルインラブでもなく。 2003年度の年度代表馬の栄冠に輝いたのは、シンボリクリスエスだった。 クリスエスが獲ったのは秋天と有馬の2つ。
けっこうモロい印象が拭えないんだけどなー。 宝塚とJCのせいだろうけど。 確かに引退レースのグランプリ、最後の直線の9馬身差の圧勝劇には、 クリスエスに全ての華が収斂されていくダイナミズムを感じたのだけれど。 でも、なぜか引っかかるどか。 そりゃあ秋天はクリスエスに乗っかって馬券獲らしてもらったけどさ。 でも、あれは好きだからじゃなくて、 ファインのライバルがこんなところで沈んでもらっちゃあ困る。 的な感じで、負けたら許さんぞおっという意気込みで。 そう・・・、どかはクリスエスになぜか惹かれなかった。
でもでも、秋天、有馬記念ともに2年続けて連覇 そして結果として2年連続の年度代表馬。 「2年連続」ってすごいことみたい。 どかがさっき、ざっとあたってみたら、 なんとこれまで日本競馬史上、 2年連続で年度代表馬に輝いたのは2頭しかいないの! クリスエスの前にこの偉業を達成したのは「あの」シンボリルドルフ! 「あの」G1レース7勝を達成した、史上名高い最強馬である、 「あの」ルドルフ以来なのだ、クリスエスくんってば。
展開が向かないともろい。 横綱相撲で勝てるほどの実力は無い。 そしてタニノギムレットやファインモーションと比べると、 「華」に欠ける。 どかは意固地になっていろいろ難癖つけちゃうのだけれど、 でも実際、ギムレットは怪我で引退し、ファインは知っての通り苦難の道行。
というわけで、どかも大人にならなくちゃだわ・・・はい。
クリスエスさま、2年連続の年度代表馬戴冠、 本当におめでとうございましゅ。 確かに引退レースの有馬記念は格好良かったでしゅ。 実力に加えて全ての運をも引き寄せてきて、 史上空前の「ハッピーエンド」にしてしまったこと、感服でしゅ。 サイアーとしての第二の人生、がんばってねー。
でもでも、ファインとの子は・・・ウーン。 (~ヘ~;)複雑。
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