un capodoglio d'avorio
2003年10月06日(月) |
G1スプリンターズS |
昨日、月例会にてどかの足拍子がトントンと三鷹の森で鳴っていた時、 ちょうどその頃、中山の芝生ではドドドとお馬さんの蹄の音が鳴っていたの。 去年、どかが彼女からアドマイヤコジーンへの馬単をゲットした、 ゲンの良い(はずの)レース、G1、スプリンターズS。 オープン・定量・芝・1200M・バリバリスプリントの電撃戦。
どかが2番目に大好きな馬である彼女の引退レースでもある。 鞍上はどかが1番好きなジョッキー、安藤勝己。 一応、競馬新聞の「勝馬」で確認して、すぐに予想決定。
馬単を彼女から流すことにして、相手は、 テンシノキセキ(鞍上横山典)と、アドマイヤマックス(鞍上武豊)。
その後、録画で確認する・・・。
・・・彼女が、敗れた。 勝ったのは5番人気の追い込み馬、デュランダル。 ゴール前、先行する彼女を僅差で差しきった。
アンカツ、すごいプレッシャーだったんだろうなあ。 今年、地方から中央へと所属を移した彼に、 初めてG1(高松宮記念)を獲らせたのが彼女だった。 その彼女の引退レース、是が非でも勝たせてやりたいという気持ち、 強かったんだろうなあ。 どかは決して、アンカツがプレッシャーに負けたとは思わない。 彼女の仕上げもほぼ、完璧だった。 負けたのは「運」としか言えないと思う。 どかは「運」という言葉はあまり好きではないけれど、 きょうのこのレースに関しては、4コーナーあたりでの勝負の綾を観ても、 結果、彼女にとってもっとも不向きな展開になったことも、 全て「運」が少し向かなかったという言い方しかできない。 ソラを使うクセのある彼女をして最後ハナ差まで持ってきたのは、 さすが天才ジョッキーの凄みだと、どかは思う。
にしても、勝負事は非情なものだ・・・。 でも、どかは去年のスプリンターズSと、今年の高松宮記念、 そして、このレース、彼女に魅了されっぱなしだったな。
彼女はその後、故郷のアメリカで繁殖に入るという。 彼女の第二の人生に幸多かれと祈りたい。
そして・・・
おつかれさま、いままでどうもありがとう、ビリーヴ。
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