un capodoglio d'avorio
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2003年01月26日(日) いろこいざた

めずらしく、たまには。

風のうわさに、以前この日記で触れたことのある、
「花曇りの女の子」が今度、結婚するらしいというのを聞く。

そっか。

ふぅん、そう。



ミケランジェロはシスティーナの天井の九面の旧約聖書の場面を、
入り口のほうから描きはじめて、最後にもっとも祭壇側、
「光と闇を分ける」神のシーンにさしかかる。
暗黒のかすみの向こうから神自身が姿をあらわす一瞬。
見ている私たちは、水面に浮かぶアメンボを、
水底より仰ぎみるかのような非整合的な角度で見る。
幻想的なカオスのなかから身を起こし、
光と闇を分ける超越的な存在を表現するにいたって、
ミケランジェロはすでに、遠近法を必要としなかった
(参考「遠近法の精神史」佐藤忠良他)


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