un capodoglio d'avorio
2002年11月27日(水) |
THE HIGH-LOWS @SHIBUYA-AX 2DAYS (2) |
朝、昨日の筋肉痛がけさ、うずく、足と首、うう。 でも夕方が近づくにつれてだんだん痛みが薄れてテンション上昇、おし・・・
↑SHIBUYA-AXのコインロッカーは外、激戦に備えて薄着になるソルジャー達
二日目のセットリストはこれ。 予想通りやった、きょうは、昨日やんなかった新譜の曲をやった。
1.一人で大人 一人で子供 2.曇天 3.Too Late To Die 4.俺たちに明日は無い 5.アメリカ魂 6.つき指 7.マミー 8.ななの少し上に 9.ecstasy 10.青春 11.ハスキー(欲望という名の戦車) 12.千年メダル 13.罪と罰 14.いかすぜOK 15.俺軍、暁の出撃 16.相談天国 17.不死身のエレキマン 18.真夜中レーザーガン アンコール 19.毛虫 20.スーパーソニックジェットボーイ 21.ミサイルマン
今夜は昨日と同じくらい前でバーの前(ラッキー♪)で、 でも反対側のマーシーサイドに陣取った。 二日目は昨日よりもずっと冷静に観られるかな、音楽を聴こう。 って思ってたんやけど、1.のイントロでその決意は崩壊するどか。 この曲のサビのヒロトの声の響きは、もう、無敵だ。 勇敢さと哀切とを同時に鳴らすことのできるヴォーカリスト。
6.のイントロがカッコ良すぎる、まいった、すごいうねる感じ。 でも「つき指」の歌詞ってかなり実は重たい事実を織り込んでるんね (昭和18年ラバウル・・・)。
そしてきょうのどか的ベストプレイは次の7.「マミー」。 これはハイロ史上最もスローなナンバーかも知れない<生と死>がテーマな曲。
どかがハイロウズのファンをやっていて本当に良かったなーと思ったのは、 この「マミー」に入ったとき、それまで陶酔と絢爛のモッシュ・ダイブにまみれたフロアーが、 ピタッと足を止めてまるで沈黙のスタンディングオベーションのように、 シーンと静かに耳を傾けた瞬間。 どかが心配したのは勘違いしたアホが手拍子とか打ち始めたらどおしよぉ。 ってことやったけど、素晴らしい、ハイロファン、 つい一分前の状況がにわかに信じられないくらいシーンって! 誠実な空間で鳴らされたこの曲は、詩的で抽象的なイメージの言葉が続く歌詞だけど、 リズムセクションにギターが乗ってヒロトの声でその言葉が響くと、 なんでだか頭の認識機能をすっ飛ばして直接すぅっと涙がこぼれる。 明らかにブルハとは異質な、次の次元に突入しているのだ、この人達は。 ただのテンションバカ、と思ってる世の人たちにあの空気を吸わしてやりたい。
そしてまたフロアーが震動を始める。 例によって10.から13.までの記憶があいまいなどか。 そして14.の途中で完全にヒューズがとんでしまい、どかの足は止まってしまう。 ま、15.16.とか18.19.は楽しいけどどかの中でのランクで言えば、 やっぱり10.11.12.がベストオブベストだから、悔い無し、 体力温存なんてせえへんくて正解や正解。
二日目でいろいろ分かったことの一つ、ライティング(LIGHTING)の妙。 昨日のベース側から見てて分からんかったけど、 フロントの三人に対して上から丸くピンで抜いてるんやけど、 その当て方がベース寄り上方から斜めに抜いてるのね。 と、言う事はギター側にいたどかからはヒロトとか調くんの顔が影になるんよ。 これが、もう、めちゃくちゃクールでクールで。 例えばジャニーズとかやったら影が出来ないように四方から光を当てるだろう。 光の部分と影の部分をあえて作っているのが、憎いくらい効果があった、どかには。
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