un capodoglio d'avorio
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2002年05月01日(水) 御三家

大好きなマンガ家、どかにとっての御三家。

望月峰太郎:「バタ足金魚」「バイクメ〜ン」「お茶の間」「ドラゴンヘッド」
松本大洋:「ZERO」「花男」「鉄コン筋クリート」「ピンポン」「ナンバー吾」
岡崎京子:「PINK」「カトゥーンズ」「愛の生活」「リバーズエッジ」

何だか、この三人の名前を並べただけで、懐古的香りがしてしまうのはなぜだろう。
最近のマンガも面白いのだけれど、この三人と比べてしまうと、ちょっと物足りない。
安野モヨコとかも面白かったけれど、岡崎京子を読んでしまった後では・・・

彼女は今、まだマンガを描けないでいる。
でも吉本ばななはそのインタビューをこう締めくくった。

  生きていてくれるだけで、私は嬉しい(文藝別冊・総特集「岡崎京子」より)

ああ。

ああ、そうかあ。

あの天才の再起動を、単純に強く心待ちにしていた自分が恥ずかしくなった。
まだまだだなあ、私も。


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