un capodoglio d'avorio
passatol'indicefuturo


2002年04月17日(水) 有事法制

すっごい風の強い日、電車もとまった地区があるらしい。
昨日の酒が残ってて、もう、ほんっとに最っ低な気分でチャミズに降りたら、
ヘルメットにマスクという懐かしい出で立ちの全学連風に出会う。
なんだかでかい声でアジっていて、ああ、最近の ICU はノンポリでつまんないよな。
などと思っていたら、彼等が騒ぐのも無理はないとすぐに気付いた。
有事法案が閣議で決定したらしい。

誰がこの法案を推進しているのだろう。
経済面での施策では確かに小泉総理が前面に出てきて「顔」としては説得力があるけれど
(ちなみにどかは彼が大嫌い、その理由はいずれ)、
この有事法については彼が前面に出てきて音頭をとったり、
内容や方針の説明を具体的に議論したりという話はほとんど聞かない。
景気対策だのみずほだので大変でわたわたおたおたしているドサクサまぎれの印象は、
朝日新聞でなくても拭えないだろう(いわんや赤旗をや)。

いろいろ刺激的なご内容のようで、人権に制限を受けるとか専守防衛ヤンピとか、
でもそんなことよりもいっさい、まともな議論が起こってないところがヤダ。
小泉も(もう呼び捨て)議論を起こそうって言う気が希薄っぽいし。
それって、大日本帝国憲法時代の政府の体質と変わってへんのんちゃうん?
って突っ込まれても仕方ない気がする。

今後、自衛隊を軍隊として明確に憲法で定義するのを前提としてならば、
徹底的にシビリアンコントロールできる体制を作れるのであればこの法制はありだと思う。
でも、シビリアンコントロールする体制を作る時点でシビリアンコントロールできないんじゃ、
お話になんない、言葉遊びじゃなく。

社民党とか共産党とかも憲法9条一点ばりの立ち位置を少しずらさないと、
議論は起こんないよね、うん。

どちらかがどちらかを包摂している(正しい)という言い方はナンセンスで、
2者択一ではなく、2項対立ではなく、そこにパイプを渡すことが大切なんでしょ、ねえ?

なんだか政治じゃない別の話みたくなっちゃったけれど。

・・・そんなことより、明後日の「鞍馬」心配だ。
だって、一年ぶりか、衣装つけるのは。
その間、相方と合わせた回数なんて片手で足りるくらいっしょ。
大丈夫かいねえ?
ウシワカマルとゼンカイボウの間のパイプは誰がつけるのだろう。
アラスカ横断パイプライン並に長いのが必要かも。


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