un capodoglio d'avorio
passatol'indicefuturo


2002年03月15日(金) 苦手な芝居

<キャラメルボックス>
西川浩幸は上手いと思う。
上川隆也はかっこいいと思う。
あと細見大輔は高校の2こ上の先輩。
でもあの徹底的にマーケティングを繰り返したと思われる、
最大公約数ルールに則った恥ずかしいストーリーは、ヤダ。

<劇団☆新感線>
古田新太は最強の舞台役者の一人。
羽野晶紀も舞台ではあくまで美しかった。
右近健一の濃いぃ歌声とキャラは捨てがたい。
でもあのオバカなノリと勧善懲悪で陳腐なストーリー、
趣味の悪い轟音ライブ演奏はひんしゅく、観た後むなし。

演劇ブックの2001年チャートでも、上位4つがこの↑二つの劇団の公演。
シーンを引っ張る超人気劇団だが、どかはだめ。
役者が良くても、やっぱりだめ。

<むやみにジャニーズを引っ張るRUP>
例外はある。
2年前と3年前に上演した「蒲田行進曲」だ。
けれどもそれ以外のジャニーズを引っ張ったRUPは全部だめ。
去年の三宅も佐藤アツヒロも坂本も全部、舞台ではイマイチ。
プロデューサーのあざとさが極まって気持ち悪い。

<蜷川演出>
これは「パンドラの鐘」の演出を観たときの拒否反応。
先に野田版を観ちゃったからかもしれない。
これみよがしに重くて「質よりも量で勝負!」的な発想に基づく盛大な舞台効果。
お腹いっぱい。
でもそれしか観てないから、まだ決めつけは良く無い。
評判のいい「身毒丸」を今度観にいける(やった♪)ので、
そこで蜷川アレルギー克服をめざす。

なんだか、すさんでるな。
でも自分の意見には責任を持ってます。
ご意見などはメールでどうぞ。


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