un capodoglio d'avorio
<キャラメルボックス> 西川浩幸は上手いと思う。 上川隆也はかっこいいと思う。 あと細見大輔は高校の2こ上の先輩。 でもあの徹底的にマーケティングを繰り返したと思われる、 最大公約数ルールに則った恥ずかしいストーリーは、ヤダ。
<劇団☆新感線> 古田新太は最強の舞台役者の一人。 羽野晶紀も舞台ではあくまで美しかった。 右近健一の濃いぃ歌声とキャラは捨てがたい。 でもあのオバカなノリと勧善懲悪で陳腐なストーリー、 趣味の悪い轟音ライブ演奏はひんしゅく、観た後むなし。
演劇ブックの2001年チャートでも、上位4つがこの↑二つの劇団の公演。 シーンを引っ張る超人気劇団だが、どかはだめ。 役者が良くても、やっぱりだめ。
<むやみにジャニーズを引っ張るRUP> 例外はある。 2年前と3年前に上演した「蒲田行進曲」だ。 けれどもそれ以外のジャニーズを引っ張ったRUPは全部だめ。 去年の三宅も佐藤アツヒロも坂本も全部、舞台ではイマイチ。 プロデューサーのあざとさが極まって気持ち悪い。
<蜷川演出> これは「パンドラの鐘」の演出を観たときの拒否反応。 先に野田版を観ちゃったからかもしれない。 これみよがしに重くて「質よりも量で勝負!」的な発想に基づく盛大な舞台効果。 お腹いっぱい。 でもそれしか観てないから、まだ決めつけは良く無い。 評判のいい「身毒丸」を今度観にいける(やった♪)ので、 そこで蜷川アレルギー克服をめざす。
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