ねろえび日記
目次へ過去へ未来へ


2016年12月19日(月) CYBORG 009 CALL OF JUSTICE 第3章

●映画
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
ハリー・ポッターシリーズは一応全部観てはいる。ただ、初期の眼鏡のおちびさんたちが可愛かった頃はまだ楽しかったが、いつのまにか興味を失い話の成りゆきもろくに憶えていないまま惰性で観続けたという……。うむ。

今回もそれほど興味があったわけでもないが、エディ・レッドメインが出演するので、観てみた。
う〜ん。あまりおもしろくなかった。うとうと……はっ!を何回か繰り返した。
エディもそれほど魅力的ではなかった。
残念。

姉妹はよかったな。
地味な姉ちゃんも見た目可愛くて性格も良い妹も。
あと、1920年代のファッションとかインテリアも好きだった。



CYBORG 009 CALL OF JUSTICE 第3章
おもしろかった!
1、2と段々おもしろくなって、最後にどっかーんと。
滅多に買わないパンフレットも買った、1500円もするのに。
今なら「009 RE:CYBORG」もそれなりにおもしろく観られるかもとすら思う。


何のために戦うのかだの、“神”だの、人類リセット計画だの、下手すると青臭かったり大雑把だったりするテーマだけど、作画の素晴らしさ(陰影とかアングルとか)とテンポの良さで見せ切った感じ。前半の宇宙での戦いとか息を詰めて観たよ。

003のバイクアクションがとってもステキ!
ドルフィン3から脱出するカタリーナ、カッコイイ! 翼ばっさー。
004の手足を外した最期の姿に衝撃。えええ〜〜。死んだのかっ!


009が加速装置を使うたびに脳がクロックアップしているという解釈に感心した。009の強さが、精神的なものを拠り所にしているだけでなく身体的な話に及んでいるのが、かえって腑に落ちた。パンフにも書いてあったように石ノ森先生は加速装置は単に速く動けるだけのことでそこまで考えてなかっただろうけど、半世紀経った今、こういう解釈が出てきたのは、進化しているというか待った甲斐があったというか、何か感慨深い。


ラストで、全員の影が揃うシーンがあって、004が生きていて、009がこの世界に戻って来たと受け取ることができるのでちょっとホッとしたけど(願望とかイメージという説もあるが)、その経緯はどうなってんねんとまた気になる。取りあえず、メンバーを抹殺したまま終わったりしませんよという配慮は感じられた。


MONKEY MAJIKのオープニング曲とエンディング曲もよかった。
キャラクターデザインもカッコよかった。パンフレットにオリジナルの漫画が載っていたけれど、ああ〜こんなんやったんや……とそのショボさにちょっと打ちのめされた(比べるな!)


目次へ過去へ未来へ
のり |MAIL