ねろえび日記
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2006年04月24日(月)  あぶない放課後

昨日付の日記、新堂本兄弟の感想を書いております。



あぶない放課後(1999)
何を今さらVHS。
DVDなら即買いなのにと思いつつすばるのファンになってから買おうかどうかずっと悩んでいたが、この度ついに全巻購入いたしました。パチパチパチパチ。
なんたって、すばるの代表作的連ドラですからね。
3日かけて全11話を視聴。楽しかった。

「金田一少年の事件簿」や「銀狼怪奇ファイル」テイストの学園怪奇事件が微笑ましく、せつなくじれったい三角関係にきゅんきゅんやきもき、ラストのありえねードタバタ加減に呆笑。
まあ、脚本や演技はなんじゃこらせな部分が多いけど、んなことは見る前から承知の上ですよ。はじめちゃんや銀狼で免疫はできておりますから。


ニノが本気で高校生で少年だ。やはり演技は安定している。地味に美少年なところもホクホク。
加藤あいちゃんや水川あさみちゃんが今とあまり変わらない大人っぽさ。いや、男子2名が今も変わらぬ少年っぽさ全開なのだな。


すばるが演じた田中 春、やんちゃで天真爛漫で人懐っこくて実はナイーブ、カンフーが得意で絵も上手、ツボ押されまくりのキャラクター設定でした。ニノとじゃれあっている様子は2匹の仔犬のようだった。
ま、深く考えずともビジュアルがたまらん可愛らしい。パーマをゆるくあてた(後半はストレートの)黒髪のおかっぱ、華奢な身体にハーフパンツ、制服の着こなしもお洒落さんで、まるでお人形さんのようだ。欲しい。

前半は台詞も動きもハラハラさせられるものの時おり物凄くイイ台詞回しとか表情があってドキッとする。
そして回を重ねる度に演技が(まあ上手いとは言い難いけど)自然で活き活きしたものになっていったのがうれしい。笑顔も可愛いがせつない演技が素晴らしい。
初回でのカンフー風アクションはスタントだったのが、後半では自分でそれなりにこなすようになって、なかなかカッコよかった。軽妙な関西弁でアドリブらしきものも挟めるようになって、これまたよしよしと目を細める。
余計なことよと思いつつもテレビにばっちり映るキレイな右手の甲にほんの少しせつなくなったりもした、はい。


9話で春くんがゴーゴーブレス(「救急戦隊 ゴーゴーファイブ」の変身アイテム)を装着していたのがめちゃウケた。テレ朝だしね、何か因縁でもあったのかな。時代背景がよくわかる(時代背景て……) 一目でゴーゴーブレスとわかる自分もどーかと思うが。
時代を感じさせるといえば、夏木くん(ニノ)の愛機がiMacのボンダイブルー。懐かしいなー。当時としてはオサレだったんだろな。って、自分はそのすぐあとに発売されたグラファイトをいまだに愛用してますけど(一部バージョンアップしつつ。だって壊れないんだもん)
オサレといえば、夏木くんと春がそれぞれ大事に持っている京子ちゃん(加藤あい)と一緒に写った写真がほのぼのとセンスがよくて好きだった。


蛇足ながら、春くんのパパ荘介役は岩城滉一なのだ。
自分20代の頃ファンだったのよね。何を血迷ったのかコンサートも行ったよ、館ひろしファンの友だちと(類友)
ま、今となっては彼のどこがよかったのかサッパリわからん。
若い頃はコレとか藤竜也(not 藤原竜也、念のため)とか不良めの渋い男が好きだったんだねえ。トシを取ってその反動がモロに来てるわけですが(若いアイドル好き)
で、そのまた反動も最近出てきて、おっさんも好きになったりしております。あ、でも、おっさんなのは年齢だけで、どこか大人になりきれてない変わった男が多いな。それでも自分より年下。あわわ。


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