ねろえび日記
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2006年01月30日(月) |
12人の優しい日本人@WOWOW |
せっかくの生中継だったのだが、SHOCKの試写会に行ってたから録画したのものを本日視聴。三谷さん、リアルタイムで見なくてごめんなさい。
面白かった! お芝居を観たという充実感があります。 劇場でも観たかった。 「も」というのは中継も表情がよく見えたしカメラアングルもほぼ満足できるものでテレビも悪くなかったから。もちろん下見をして撮影プランは練ってあっただろうけど、13台のカメラで生中継で切り替えのタイミングなんかも巧く撮れてるなあと感心。
場面が1場でセットがシンプル、登場人物が多すぎず各自の比重がほぼ均等、脚本が緻密、演技がナチュラル系、休憩なしで2時間余り、かくのごとく自分の好きなコンパクトでセンスのいいお芝居です。 音楽も洒落てた。
脚本がよくできていて、面白かった。無罪から有罪、また無罪……と変化していく流れが見事で、ちょうどいい個所とボリュームで自然な笑いも入っていたし、そして陪審員制度についてワタクシもちょぴーり考えました。観終わったら、清々しい気持ちになった。
演技も12人ともホント上手いのね〜、ってこんなことわざわざ言うのもどんくさい感想なんだけど。特に、生瀬勝久くんと小日向文世さんは役柄じゃなくて役者としてカッコイイと思った。
前説(っていうのか?)三谷幸喜サン登場、この人、話の内容は面白いんだけど、話し方が何ともこちらの不安感を煽るのは何故だ? なんかハラハラさせられる。
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