ねろえび日記
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2004年01月20日(火) |
ウッドワン美術館所蔵 近代日本の絵画 名品展 |
昨夜の「HEY!HEY!HEY!」This Week's Pick Up!にKinKi Kidsコメント出演。 光一さん、ニコニコ笑顔。 剛さんちとビミョ〜なビジュアルながら、タンクトップの肩部分と黒ラメ(ひぇ…)のセーターとの間に覗く素肌の丸い肩に目釘付け←こんな奴でごめんね。こーゆー着こなしって「身持ちが悪い女」(死語?)ってイメージだな、ブラボー。
これより、KinKiに関係ない話題。 日曜日に表題の展覧会にオットとしゅ〜へ〜と3人で行ってきました。 一企業が集めたコレクションなので、展覧会そのものにコンセプトなどないようだし、必ずしもその作家の代表作でも特色を如実に表わしたものでもない、ま、ぶっちゃけ、コレかいみたいな絵もあった。 とはいうものの、見応えはありました。点数もこれでもか〜てなくらいの数で、日本画と洋画、2本立てですし。
しゅ〜へ〜は確かに絵や工作が好きだけど、別に私は情操教育とか何らかの効果を期待して展覧会に連れていくわけではない。彼を一人で置いておけない時に私の趣味に無理なく付き合ってくれると助かる、くらいの気持ち。 それでも、彼が「この絵はここが見どころ」(見どころて……ははは)と指摘するのや、同じ作者で画風が全く違う絵を見た時や逆にどれも同じ絵ばっかみたいな時の反応などが面白かったり、ま、親バカですな。
特に好きな絵、数点。 上村松園 「舞仕度」 松園は好きです。近代美人画の中でダントツ。おっとりと品がある。実見すると胡粉の盛り上がりや金箔、金泥の質感がよくわかる。
小野竹喬 「夕空」 竹喬は色がはんなりと美しいのと形の表わし方が愛らしいので好き。
石本正 「白く咲く」 この人の描く女の人の絵はドキドキする。衣装のレースの繊細さに溜息。
藤田嗣治 「ディナーパーティー」 高級食材を前にした猫の表情が秀逸。 それにしてもまた著作権問題のせいで展覧図録に図版が掲載されていない。絵はがきはあったけど。展覧会は著作権に関係なく開催できるけど、図録はそうはいかないんだよね、ヤレヤレ。
ちなみに、目玉商品らしいゴッホの「農夫」は私は全く興味なし。
驚いたというか笑ったのは、展示品の中に岸田劉生の「毛糸肩掛せる麗子肖像」(麗子像って有名なおかっぱヘアで顔が平体2の無気味な女の子ね)があったのだけど、出口のショップにその肩掛(とお揃いのデザインの膝掛も)が売っていたこと。 ひゃ〜マジかよ。ミュージアムグッズてわけですね。かぎ針編みのもっさりした色合いの肩掛。巣鴨の商店街で売ってそう。が、あなどれん、中国製で9,000円(と8,000円) 誰が買うんだ? 纏って麗子になるのか?
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