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2008年08月30日(土)
嵐になるまで待って(何度目だ?

サンシャイン劇場が、新しくなってる!!

好きな感じの色合いでした。重厚な感じ。

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↓そして少し内容について触れています。↓






前に見に行った時のログを読み返してみたら、案の定、同じシーンでびくっとなって、同じシーンでどきーっとなってました。
体がびくってなると、誰に見られてるわけでもないのに恥ずかしくなります。隣の人にばれてそう・・・って思うと一人で恥ずかしい。

細見さんが狂気の人でした。
とても一途であることは、同時に狂気を孕んでいて。
一途過ぎて周囲が見えなくて、大事な事に気がついたときには戻れなくなってる。そんな哀しさについて考えてた。

狂気を孕んでいる、そんな役をやるのが似合う人、と言ったら失礼に当たるのかもしれませんが、その役をやると、頭の中でその役者さんのイメージがイコールで「役の人」になってしまうくらい、はまってしまう。美形であればあるほど、怖くなってしまう。
大沢たかおさんとか、渡部篤郎さんとか、私の中ではそんな位置づけです。

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「好きになってもらいたいと思うことで、相手に自分を好きにさせる」
多かれ少なかれ、誰でもやっていることなのではないかなぁ、と思いました。
誰だって、嫌われたくない(認識してもらいたい)ものだと思うので、好かれるように行動を起こすのは無意識にでもやっているのでしょう。
それが上手か下手かというだけで。
完全に思い通りに行かないから、その分、切なかったり嬉しかったりの気持ちも強くなるのかもしれません。
物語の中の「彼」が切れてしまったのは、久しぶりに(もしかしたら初めて?)思い通りにならないことにぶち当たったから、だったのかな。

嫌われませんように、と、好かれたい、とでは、どちらの思いが強いのだろう。