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2004年09月06日(月)
最後の砦

ちょっと前に、まほと話していたこと。
(※お友達の話のやつね)

私には、彼女の言う「彼」ってのは、最後の砦ってやつだと思うのですよ。

少しずれるけれど、中学くらいの私ってやつは、とにかく女の子っぽいのが嫌いでして。
なんていうの?女だからこうしなければならない、とか、男だから、とか、そういうのに縛られているような気になってて、すごい嫌でした。
そんな自分に母が言った言葉。
「だって、あんただって好きな人がいるでしょ?それって女として好きなんでしょ?そういうのもひっくるめて、あんたはこれからを生きていくんだよ?」
・・・中学生に言う言葉かどうかは置いておいて、こんなニュアンスのことを言われたのですね。
んで、頭の中がぽかんとなった。
当時、私には好きな子がいて、バレンタインとか告白とかそういう面映いこともしていました。
それが、「女の子」(この頃の恋は、女って言うにはそんなに生々しくなかったので)として、だったのか、ってことに気がついてなかったんですな。
フェミニズムと恋愛の話を混ぜて話しているのも置いておくとして、まあ、そんなことをあえて自覚した日でした。

そんな思い出話で何が言いたいかというと、「自分を認めてくれてる存在」ってのが、人には必要なんだってことでございます。
家族心理学か、発達心理学の本で読みかじる限りでは、初めはそれが「親」であるらしい。
それが、段々成長するにしたがって、それ以外の「存在」を求めるようになるそうな。
「花の宴」っていうマンガがあるんですが(って社会人にもなってマンガかよって話は却下の方向で)、その中で、

「家族じゃ意味無いでしょ。他人に指名されるから嬉しいんだよ」

って台詞があるんですね。
私はそれを読んで、ぶわーっとこの話を書いてるんですが、確かに、それ以上を望むようになるよなあと思った。
親に認められて無いとか、その辺にわだかまりがある人もいるでしょうが、親に認められることを第一段階としなくても、すっ飛ばして誰かに必要とされたいとは思うのではないでしょうか。

んで、それなら別に異性でなくても良いはずですよね。
っていうか、極論すれば「神様が見てる」ってだけでも。

なんていうのか。
彼ってのは、友達よりも濃密に一緒にいる、として。
とりあえずは、他の女でなくて、自分を選んで一緒にいるわけです。
自分を「特別に」必要としてくれてるってことですよね。一応ね。しつこいね。
それが、最後の砦なのではないかと思うのです。
友達はたくさんいるけれど、一応彼氏彼女は1対1になっている・・・はず。
っていうか、そういう仮定させて。

たとえ、仕事をして、疲れても、報われなかったり納得いかなかったりしても、それを聞いてくれる存在ってのがあるだけで、違うはず。
さらに、抱っこしたり手をつないだり、そういうのもコミコミで付いてきます。一応ね。
自分には「彼」がいる。って言う気持ちは、心の支えになることもあると思う。

親から一歩進んだ関係として、彼ってのがいるんではないかなあと位置づけ。
ただし、これは成長して無いって意味にも取れる。
だって、彼といえども他人ですから、自分の人生の責任を取ってくれるわけではない。
まあ、そんなこと言っても色んな形があるからなんともいえないが。

それでも、彼女が彼を欲しがったのは、やっぱり寂しかったんだと思うよ。
自分にはいなくて、友達(自分の中で言う「みんな」)に、いる。
んで、友達の頭の中には、いつでも「彼」がいる。
なんか、幸せそうだ・・・。って思ったら、自分にも欲しくなるものですよ。
それは、思った分だけ返されたかったり、それ以上に思われたいって気持ちがある。誰だって報われたいじゃないか。
その点、彼氏とペット(笑)は返ってくる分がわかりやすい。報われやすい。

だから欲しくなるんじゃないの?

だからと言って、誰でも良いって言う方向には行かないと思うんで、彼女が「紹介して」と言っていても、ほいほい紹介するわけには行かないと思うんだが・・・。私はね。
確かに合コンで付き合って長続きしてるカップルもいます。(っていうか、すごい身近に二人いる・・。)でも、そうじゃないのもいるのです。
無理に友達に頼み込んでも、それが自分にとって想いを向ける相手かどうかは、わからないから。ついでに、相手がそう思うかどうかってのも、わからんし。
ってなわけで、一度紹介してみるのも手かもしれませんよ〜。
でも、友達との関係が(彼氏さんの友達なら、そっちも)気まずくならんようにお気をつけて・・・。

***

以上、長い私信でした。

***

あ、いまでは私は「女の自分」をフル活用させたいと思ってます。
今のうち今のうち。