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2003年05月07日(水)
ここにあった。忘れえない言葉

以前に消してしまったけれど此処で書いたことで、誰の文章だったっけと言っていたフレーズ、発見しました。
自分の日記ノートから。(ああそうだよ取って置いてあるよ私が何かの事故で死んだら一緒に棺桶に入れて欲しいものナンバー1ですよろしく。←誰に頼んでるの。)

探してた文章は

「よしや切ない思(おもい)をしても、
その思を我胸一つに畳んで置かうと決心した」(出典:森鴎外 「雁」)

でした。

これ、英語の受験勉強してたとき使ってたテキストの表紙の裏に書かれた言葉。
英文では
「Whatever pain the decision might cost her,
she was determined to keep her sadness to herself」
になると。
この時期、いろいろな事情で荒んでたので。

たかだか50音ちょっとしかない言葉のはずなのに、繋ぎ方によって、自分の心が揺さぶられたり大事にしたいと思ったりする可能性を秘める言葉に文章に歌詞に成り得る言葉のカケラを、とても好きだと思った。
自分には作れない。
だからこそ。

何でこれを書き写してたのかと思うと、昔のことなので推測するだけだけど気持ちをあからさまに悟られてはならんと思ってたから。
もしくは、他人の口に戸を立てることは不可能だと思ったから。
想いを、悟らせないことが必要だと思ってた。
特に私はわかりやすい性格だから。そして、本当に自分が思ってることを相手に悟られたらきっと嫌われるだろうと思ってたから。
嬉しさはきっと一緒に喜べるだろうけれど、ツライことは自分の胸のうちで消化できた方がカッコいいと思った。
あと、弱音ばっか不平不満ばっか言ってるヤツのことなんか知らねえよって思ってたから。解決しようのない愚痴ばっか言ってるヤツの、何処を好きになってもらえる?って思ってたから。
聞いてるフリして聞いてないことは得意だったから。

実際は、泣きたいこともツライこともいろんな人に聞かせてそれでバランス取ってる。
だけれど、強がりたいのです。
「私は幸せよ、大丈夫だよ。」って言い続けていたい。