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2002年08月17日(土)
てがみをかくよ。

+今日のは、うっとおしいです。自分が。でも書いたので消さない。
今、あるヒトにメールしてたらこんなことが浮かんだのです。



手紙を書きたくてどうしようもなくなる。
そもそも紙に筆記用具で字を書いてることで落ち着く癖があって、それがパソコンのほうで日記を書くようになっても抜けない。
紙に書くことと、キーボードを打つことではニュアンスが少し違ってくるのでそれはそれで違いがあって良いこともあるし、悪いことも有り。
クセは抜けないのだけど、最近は紙に書くことが億劫になりつつある。
あまり長いこと書いてると手首が痛くなってくるようになってきた。
紙に書いたほうが書いたことを良く覚えてられるのだけど、レポートもパソ打ちだしその下書き書くくらいしか手を使わなくなった証拠のような気がした。
それでも下書きっぽいものを書かないとレポートに取り掛かれないけど。


逸れたけど、手紙を書くときは(←メールを打つ、と同義。)勢いで書くことが多くて、書いた後に読み直す。
読み直してもあまり勢いをなくさないようにするのであまり効果ないけれど。
これは微妙に失礼?と引っかかるところだけ直す。
相手を好きであればあるほど読み直す。慎重になる。
というか・・・・あのですね。
私、好きになったヒト(恋愛ではなく)に手紙を書く癖があるみたいなんだけど。
ラブレター?
とはまた違うような。
恋愛として好きになったヒトに書いたことはありません。
一度も。
そんな証拠残してたまるか・・・。と思ってるので。


それはともかく。
手紙を書くのも読むのも好きだったので、そんなわけで自分は割と筆まめなほうだと思ってたんだけど、中学卒業してからあまりそう思わなくなった。
手紙は電話と違ってそのときの相手の都合、対応によって話すことが変化したりはしない。
いわば、自分ワールド独走態勢なもので、自分の伝えたいことだけ書ける。
しかし。
日々のことをただ書くだけでは、それは日記で。
相手を想定して書かなければ手紙にならない。
手紙をもらってもそれについて自分が何も感じなければ返事のしようも無いではないか。
と。
いつも書いてた手紙の、返事が届かなくなってちょっとへこんで考えてたときにそう思った。
今でも好きですがね。手紙。


もっとも私の書く手紙は、返事のほしい手紙と、別にいらない手紙とあるけれど。
そのなかでも返事が要らないで書く手紙って、用件無しの独りよがりの最高潮じゃないか?
自分の書く手紙は独りよがりなもんが多いんかなあと、ふと。
自己実現の欲求(高校ん時に習ったよ懐かしい。)の一種になるのか?
とか。
色々と思うことがあった。
いや、悩むまでも無く多いんだけど。かなり1人よがってるんだけど。


独りよがりだったら別に誰かに宛てる必要もないんだろうけど、誰かへ、と決めて書いてると自分ひとりのために書いてるときとは違ったものが出来上がる。
「他人」の存在って、侮れないんだのうと思うのはこんなとき。
「他人」の目を意識することで、変わることがある。
人目につく仕事をしてると綺麗になるとかそういったことと似たような作用なのかもしれない。
だからといって、残念ながら急に文章が秀麗になることは無いんだけど・・・。


書くことも話すことも、相手に何かしらの影響を、感慨を、与えたくて書いてる面もあるので。
やっぱり相手には自分のことを好きになってほしいさ。
好きな感じの手紙、文章を書けるようになりたいものだ。
まだまだ足りない。(足りないことは他にもあるんだけど、それはそれは多いんだけど・・・。)


でもメールってなんか「すぐ読めさあ読めそしてさっさと返事を寄越せや!!!(脅迫)」な感じがするのは私だけか?
出してるときは全然考えてないんだけど、受け取る時に。
リアルタイムで返信するなら、直接話してるのとあまり変わらないから手紙とは違ってくる。


えー・・・そんなわけで(どんなわけだか自分で分からなくなってきたよ)、今までに私から手紙をもらってしまったヒト、お気の毒様です・・・。
全く悪意ではないので無視するなり焼き捨てるなりどうぞご自由になのだ。
書いた後には何も考えてなく、書いたことによってすっきりしてるだけで、書いたことに関してはあまり考えてない。
しかも、書いた内容(話した内容の場合も)、考えが変わることもよくある話なので、「私はこう思わんよ」と反論した場合、ゆるりと「そっかあ」とあっさり説得されます。
けんか腰にはならないと思われる。
そのことで、自分の相手に対する印象が悪くなるとも思わない。
日々の経験によって考えは変わるもんだと思うんで。
でも書いたのは自分だから、怒られても責任逃れはしない予定。
文責は自分です。


われながら、だらだら書いた。
要するに、
自分の気持ちをとにかく外に吐き出さないと次にいけないから、「好き」の気持ちがたまりすぎたら手紙を書くという構造。
花粉症みたいな構造だ。
しかし、シンプルなのが好きなくせに文章がシンプルじゃないのはなんかダメな感じ。
もっと頭よさそうな文が理想。。。