それはある昼下がり。
明日中に提出しなければならない統計論のレポートを未だに終わらせていなかった私は、カタカタと朝早くからパソコンの前にいた。 しかし半分はすでにかたずき、残りの問題は、実際の「統計調査」を基に自分で記事を書くことと、「平均値に基づく意思決定」について。 午前中には終わらせられるな…終わったら昼飯食べよう、と決める。今日の昼飯は手抜きしてあっためるだけのグラタンだ。 午後1時、予定時間をオーバーして出来上がったレポートを印刷する。 その隙に、グラタンをオーブントースターへ。 焼いてる間に溜まった洗濯物を干し、ついでに暑いから水浴びついでに風呂を洗う。 異変を感じたのはそのときだ。 …こげくさい? 時計を見ると、すでにオーブンで設定した5分はすぎている。 しかし、時間が来ると「チン♪」と鳴るはずのオーブンが、うんともすんとも言ってない。 不審に思った私は台所に入った。
すると、オーブンからもくもくと煙が出ているではないか!!!
はあ?オーブンの時間設定はどうなってんだよ?と思い、つまみをひねる。 ・・・・・・・手ごたえが無い。 回しても止まることなく、どこまでもくるくると回り続けるオーブンつまみ。 しかも、オーブンの中ではいまだにほかほかと電熱線が元気に稼動している。 当然、グラタンは黒こげだ。 ・・・壊れたか。 コンセントを抜いて、とにかく電源を落とす。 そして、オーブンの蓋を開け・・・「あっちい!!」 うっかり右手の人差し指で熱い部分に触れてしまう。 もうこれはしばらくほっとこう。 そう考えて水を出してヤケドを冷やした。
が。
通常、ヤケドしたら流水で熱さが無くなるまで2〜30分ほど冷やす。その頃にはよっぽど深くない限りひりひり感は取れるのだ。
が。
取れない・・・。
あまり水を出していても不経済だから、アイスノンをタオルで巻いて冷やすが、一向にひりひりは止まない。 いくらレポートが終わっているとはいえ、私はこれから、明日あるサービス論のテストに持ち込むための紙を作らねばならんのだが・・・?>手書きA4版の紙一枚のみ持ち込み可。
なぜ夏になると私は怪我をするようになっているのだろう。。。 200度に熱したドリアをオーブンから取り出す際、誤って右手首から肘にかけてぶちまけ、全治2週間のヤケドを負ったり。 スイカを入れた皿運んでいてすっころんだ挙句、プラスチックケースの上に見事に倒れこみ、ひざにケースの破片がざくざく刺さったり。 部活でスライディング(レシーブ練習だった)して突っ込み、右肘の靱帯損傷してみたり。 いずれも大事に至ってないけど、全部災難は右手なのだった。
とりあえず、「家庭の医学」に書いてある通りにひたすら冷やして、布を当てて空気と触れさせないようにしときます・・・。 しかし、意外と人差し指は使う機会が多いのでちょっとストレス。 痛さであわあわしながら、薬塗ろうとしたら「家庭の医学」では「薬はやたらと塗らないように。」とか書いてあるしな・・・。
今日のタイトルはThe d.e.pの「ITAI」から。って言ったら、信じる? 単に思いつきでした。
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