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2002年07月23日(火)
久しぶりに読んだ篠原一。

どうもあいつは気に入らないと、意識しているヒトはいませんか?

一つ気に入らないことがあると、もうその自分の気に入らない属性持ってる(ように見える)そのヒト全部、嫌いになったり。

もうそうなると、そいつが勉強してても友達と仲良くしてても、そこにいるだけで気に入らない。ついつい、いつもそいつの場所を確認。

いらついて意識してしょうがなくなる。

だけど、それってまるっきり片思いと同じ症状じゃなかろうかね。

今回、篠原一さんの本を読んでそんな話を思い出しました。

そんなに熱烈嫌いと言うわけではないんですけどね。ひっかかるかんじ。

篠原一さんは「壊音(かいおん)」、「誰がこまどり殺したの」、「天国の扉」などが有名かと思いますが。あと、こなみ詔子さんが表紙描いてる「ゴージャス」とか。

クセがあるような、ないような不思議な小説に感じるのですよ。

初めて「天国の扉」読んだのが中学?か高校のときで、なんか好きだというには微妙に気に入らないこのヒトの小説・・・と思いました。

でも気になって気になって、結局目に付いたときに読んでしまい、微妙に好きなのかどうなのか分からない作家さんの1人として私の頭の中に位置してます。

篠原一さんの本があると気になってしょうがない。

・・・文庫とかきっと買ってしまいそうなんだこれが。

本のつくりが綺麗だからかな。なんか気になるのですよ、本棚にあると。

そんで、本日の一冊。「きみよ、わすれないで」にたどり着いたと言うわけです。

全然新刊じゃありません。新刊かどうかは別にこだわらないからいいのです。

久々に読んだので読み始める前は「うわーどうかなー読めるかなー今の自分の精神状態。(不安)」ってな心持ちだったのですが、何ページか進めていくうちに、「あ、普通に頭に入ってくるわ。しかも心地いいわ。」と思った。

指とか手に、視線が行く事がよくあるので、共感したからかも。男の人の手で、つい見惚れることがある。これはあんまり女性のほうには感じない。

「おじさん」(といっても二十代)があまりにも色っぽく書かれてるのでそれが。もう。

ラストは切ないです。

そこに在るだけで、狂っていくってどういうことなのか、つい考えた。


夏のほうが、冬よりもユウウツ度が上がると思う。あの気温に燻されてどうにもならない考えがぐるぐる回って、何も考えられなくなるから。

ほんっとに夏はもう…早く終わってくれ(泣)



気がつけば、一日の24分の1しか書いてないじゃないか…。
でもこれくらいに、一日一品くらいのほうが良いんすかね。

レポート書くのに、先ほど(日記書き始める前)先生に質問メール出したら(日記書いてる最中に)もう返事が来てた…!!早いです、ぐっさん!!