風に揺れるたんぽぽ
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 幼い恋の想い出

私の初恋の相手は、従兄のおにいちゃん、かな…?
私が幼稚園児だった頃、近所のお祭りにおにいちゃんと行った。
そこで、おにいちゃんの友達に会って、おにいちゃんが友達に「俺の彼女(^^)」と、私を紹介したのがとてもうれしかったのを覚えている。

お兄ちゃんとは小学校が同じで、時々廊下ですれ違う事があったが、おにいちゃんはいつもすれ違いざまに「おっす!」と言いながら私の頭を撫でてくれた。

それがめちゃめちゃうれしかった。

今にして思えば、あれは恋心と言うより、二人姉妹の長女だった私の、お兄ちゃん、という存在への憧れだったのかもしれない。


小学1年の桃の節句が近い頃、クラス担任の先生が病気入院した。
私とY君は親同士が仲良しだったので、Y君のお母さん、Y君、私の母、私の4人でお見舞いに行った。
ベッドに中の先生は、教室で見る感じとは全然違っていたので、緊張して、Y君と私は二人,白い壁にくっついてじっと立っていた。先生が「良く来てくれたね〜」と、お菓子をくれ、私たちを眺め、「二人そうやって並んでいると、お内裏様とお雛様みたいね〜」と言った。それが妙にうれしかった。

Y君と私は、学校ではほとんど口も気かなかったが、母親同士が友達だったので、日曜日とかに学校以外のところで一緒に遊ぶ事があった。
Y君には4歳下の弟がいて、その子も一緒に遊んだ。Y君はいつも良いお兄ちゃんで、私はそんなY君の優しさと頼もしさが大好きだった。

しかしこれも、恋と言うより、「お兄ちゃん」への憧れだったのかな?




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2002年07月07日(日)
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