風に揺れるたんぽぽ
たんぽぽ



 2度めの週末

毎日少しずつ一緒にいる時間が長くなっている。
それでもまだ物足りなくて、もっと話していたくなる。
明日から2日間は休日なのでまた会えない。
寂しくて、もっとゆっくり話がしたくて、つい誘ってしまった、
パスワードチャット。
パスワードを知っている人だけが入室出来るので、二人きりでゆっくり話せる。

「こんなの良く知ってるね。(^^)」
「うん(^^) ゆっくり話したかったし・・・ 色々探したら、こんなんの見つけたの。(^^)」

いや・・・ けど、実は正直に言うと、こういうの前から利用してました。
(^^;;
主婦友3人で、旦那の愚痴とか言いまくりたい時に(^^;;
リアル友と話をしたい時とかにも。

「けど、こういうお良いね。 ゆっくり話が出来て。(^^)」
「うん(^^)」
「明日は会えないね。」
「うん、寂しい(;;)」>
「泣かないで。 会えなくても、君の事ずっと思ってるから。」

思いがけない甘い言葉にドキッとした。

「近頃、仕事中も君のこと考えちゃうんだ。」
「私も(^^)」
「今頃、洗濯干してるのかな、とか、買い物に出かけてるのかな、とか。」
「ほんとに? うれしい(^^)」
「明日は何してる?」
「多分、家族で買い物とかかな?」
「僕もかな。」

「この頃ずっと朝早いね。」
「うん。実は、君に早く逢いたいから、電車を1本早めたんだ。」
「そうなんだ。うれしい(^^)」
「これからここで話そうか? ゆっくり出来るし。」
「うん、じゃ、来週からね(^^)」
「うん、じゃ、来週から(^^)」
「うん、じゃ、また来週ね」



1999年01月22日(金)
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