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2004年05月26日(水) 【パッション】感想第二弾!長いです ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 眼精疲労も随分とマシになり、ディスプレイを見ていても吐き気がなくなってきたので そろそろネット生活復活いたします。 隠遁はわずか2日?…ぜんぜん隠遁じゃねぇ!! やっぱりネット世界は私にとっては切ってもキレないものなのかしら。 さてさて、やっと書けますな『パッション』感想第二弾!行ってみましょう〜♪ ■始まりはゲッセマネの園。サタンの出現 始まる前に「訳が入っていない部分以外には訳を入れない」という注意が入りましたが ということは「吹き替え版」はできないということでしょうか。 訳は英語と日本語のW表示です。慣れるまで時間がかかりました。 始まってすぐ、全くどのシーンなのか把握できなかったのですが イエスの「私を待てなかったのか?」(ぽい)台詞でゲッセマネの園であることが判明。 いきなりサタンが出てきたのにはちょっとビックリでした。 まぁ確かに福音書の中にはイエスをそそのかすサタンは度々と出てくるのですが 「映画の中では出さないだろうな」と思っていたので…。 でもパンフレットを読むまでサタンの人は俳優さんだと思っていたのですが 女優さんであることを知ってかなり驚いた!!…眉毛剃ったんだ… ■群集に苛まれる イエスはいきなり捕まって司祭たちによって群集の中に放り込まれるのですが この群集のシーンが一番人間の怖さを感じました。 群集の煽る声が捕らえられたシーンからヴィア・ドロローザを通りぬけるまで ずーーーっっっと続くわけです。 磔を嘆く声は扇動する圧倒的力に押さえつけられ、見ていて逃げ場のない 恐怖、…というよりは責められているような例えようもない苦しさが イエスが救われる(絶命する)シーンまでずーーーーっっと続くわけです。 なんていうか見終わった後は抜け殻状態、放心状態で、でも少し安堵もあり とにかく凄く疲れる映画でした; それでもやはり一度は見てもらいたい映画かもしれません。 ただし聖書のベースが浸透していない日本ではちょっと難しいかもね。 (連れもマグダラのマリアがフラッシュバックでイエスの足にすがるシーンが 全く意味がわからなかったとも言ってたし) ■ここからはちょっとミーハー入りますヨー さてさてその『マグダラのマリア』ですが、モニカ・ベルッチでどうなるか?! と思いましたがイメージ壊さずで美しいマリアでした。 フラッシュバックで娼婦時代のマリアの姿がちらっと映るのですが、 それもまた美しいだけでなく少し悲しげな感じでかなりイイ感じ!!d( ̄  ̄*) 『ジェヴォーダンの獣』の時とはえらい違いダ! この映画では『イスカリオイのユダ』はあまり奥深くは描かれていませんでした。 まぁこの人を深く追求していくとイエスの影が薄くなる恐れがあるからなんでしょうが それにしてもちょいと寂しい役どころだったかな?と。 使徒の中ではヨハネの次に好みかなvv(え?) 使徒のなかで一番美味しい役どころはスバリ『ヨハネ』!! さすが!イエスの愛弟子!愛の使徒! ヒゲもっじゃーでくるくる頭なんだけどスッキリ顔の若造って感じで 使徒の中では一番判別しやすくて一番好みでしたーvv(ヲイ;) クライマックスに近づくほど二人のマリアは泣き崩れていくのですが 彼は反対に声を荒立てていくことは少なくなり押し黙り耐える部分が多くなっていきます。 それがまた悲しいのですけどね(^_^;) そして一番面白く人間臭く描かれていたのが『総督ピラト』。 んー、今までいろんな絵、映画で見たピラトの中では 一番『武人』なピラト。 彼の心情的なものがとても深く描かれており、そのおかげで 『イエスは何故磔にされなければいけなかったのか?』が とても判りやすくなっていました。 これ人のおかげで凄く映画が面白く見れたし。 ←ココはエルサレムの『エッケ・ホモ教会』です。 村さん…間違い、ピラト総督が手を水で洗い イエスの磔が決定した場所と云われてる場所です。 イスラエル旅行の時に取った写真なのですが、 もっと取っておけばよかったすっごく後悔!! 『鞭打ち教会』なんて1枚しか撮ってないうえに 半分以上が母親の顔だもんなー。…もったいない; ■肝心な人! イエスはとても体のバランスの取れた美形なイエス…。 ほら、教会や宗教画ではどうもガリガリ貧祖すぎて30代男盛には見えないじゃないですか! だからすっごく男前なイエスっていうのはなんだか照れる。(照れるなよ;) ただしかなりはじめのうちから鞭打ちが始まるので美形イエスは 過去のフラッシュバックでしか見れないけど(苦笑) ちなみに母マリアとの机のシーンで「おぉ!いい体っ!」 と思ってしまった私は罪人でしょうか…"(ノ_・、)"(←懺悔しなさい) |
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