「きらい」いつもそこから始まるケンカの合図。 知らんぷり、決めたらやり通すのが彼女の主義らしい。 誰が悪いのか分からないまま・・・。ひたすら謝るのが僕だったり・・・。 アラマ、ついには物まで飛んでくる始末。放って置くわけにもいかないが、どうすることも出来ずに、タダ耐えるのが役目。
正義のヒーローの悪役じゃナイゾ!かといって君はヒーローでもないぞ!! 正義のヒーローに助けて欲しいのは僕の方なのに。ジャイアンにいじめられてドラエモンに飛びつくのびたになりたい。ッテな気分。
呆れたのびたはジャンプ!容赦のないキック! もろにヒット!!!崩れ落ちたのは偽物のヒーロー。 あらま、泣いちゃった。とりあえず謝っとくか。 そこから、1時間近くヒーローは虫の居所が悪かったのか、お腹が空いていたのかずっと口を聞いてくれなかった。悪いのは・・・どっちだ? 神様も知らんぷり。相手にしてくれないや。
「ダイっきらい!!!」 ケンカは果てしなく続く。まっ、次の日には手をつないで歩いているのが関の山。ケンカした次の日は仲直り。彼女の主義らしい。 ってな訳で、のびたはドラエモンの四次元ポケットの力を借りて仕返しを試みる事もせず、しずかちゃんの尻を追いかけることもなく、毎日キックの練習をするのです。あと、謝る練習も怠らず。
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