誰にも心の中に隠し持っているモノがある。 それは何時になっても消えることもなく、そっと心の中に閉まって置くんだろう。
心とは恐ろしく漂流している。明日は明日の風が吹くと、昔の人は言ったが、それは心の動き方を捉えたものなのではないか?いつかは、いつかは忘れるものだと思って見るものの、深く傷ついた心の痛みは深い溝となって何時までも、何時までも根深いものになっていく。
足跡は何時かは消えて無くなるもの。 傷跡は何時になっても、消えてくれないもの。
でもさきっと、誰かがきっとその傷をすっきり消してくれると思うよ。 何時になっても消えてくれないのは傷じゃなくて、《好きになる》っていう感情なんだよ。 だからさ、過去を振り返るのはもう止めにしてさ、 誰かを、《好きになる》事をはじめようよ。
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