元・白血病患者の日記
 

2006年03月24日(金) 半年の集大成? せめて終わりだけは何事もなくと思っていたんだけど…

 一昨日の水曜、確かに「終了式は10時」と担任に聞いていたので、それに合わせて出発をしたのだが遠めに見ると教室に明かりがない。集合には早い時間かも知れないが、人気があまりにもなさ過ぎる。これはひょっとして…。

 職員室で聞くと校内のことを何も知らない人間が二人いるだけ。慌ててジムのオバさんが飛び出してきたが、予想通りに式は既にはじまっているんだとか。「急いで行ってください」というので体育館に向かうと、ひっそりしていたが戸を開いた瞬間に大きな拍手がした。やべ、校長の挨拶がはじまりやがんの。最後の最後までイトウちゃんは、イトウちゃんだったか。…なんか今まで溜まってたものがあったので、中に入っていく気にはなれなかった。

 とはいえ、(ケジメとして)学生証だけでも直接担任に返すかなと、式が終了するまで時間つぶしに本屋へ。俺…何をしてるんだろ。

 頃合を見計らい、訓練校へ戻る。道を歩いていると、棟梁、そしてストーカー1号という会いたくない人間に立て続けに会う。もっとこう、燃える男・山崎さんとか、ホカリ君ってな具合に挨拶をしたい人とめぐり合うわけにいかないのかしら。

 校門まで行くと、ガンちゃん達がいた。何で来なかったのかと言われたが、事情を説明したら納得をしてくれた。イトウちゃんだから仕方がないと思うしかないのかな。

最後なので絶対に全員出席するだろう、ということで個人情報を書き記した「連絡簿」を座席に置いたままだとガンちゃんが言う。さすがに4月入校の人が悪用するとは思わないけど、いい気持ちのものではないので校内に入る。ガンちゃんと、なぜかアルまで一緒についてくる。

確かにガンちゃんは「俺の机に置いた」らしいのだが、机にはそれらしいものがなかった。アルは不思議だという顔をしていたが、何のことはないアルが廃棄をしてくれたのだろう。ヤクザとの付き合いで後ろめたいことがあるから、繋がりを断ちたいという気持ちはわかる。そんなに心配しないでも、ピグモンとかアル、そんでヤクザとは連絡とる気持ちないから大丈夫なのに。

「あれ、おかしいな。何でないのかな。でへへへ。でも、一人だけ連絡簿を持ってないといけないから、渡しておくよ」と言うアルから新しく紙を渡してもらった。

 この足で需給資格者は大森に向かう。お別れ会に誘われたが、そのまま大森でやらかすのか、(ピグモンの都合で)大鳥居でやるのかは決めていないんだとか。手続き終了後の流れで決めるというらしい。ま、飲めればどこでもいいんだろうけど。

 時間が昼なので、気は進まないが昼飯を一緒にする。ヤクザは、よほど後ろめたいのだろう目を合せることもなく言葉を交わそうともしない。

ピグモンが二人がけの席に座りホカリ君に絡んでいる(女性関係でトラウマにならなければいいのだが)、ヤクザとアルは同じテーブルでアベさんを占拠。隣にガンちゃんがいるものの、残ったストーカー2号とクサノさんが正面にいるというキツイ配置での昼飯になった。テカテカで7・3分けというヘアスタイルがここまでマッチする人も珍しい。春からは女性ばかりの設計部、本人曰く「大奥」でのお仕事らしいが、是非ともこの格好で出社してもらいたいと願う。大願成就なる、かも。

昼飯の後、宴会の場所がどこか決定したら聞こうと思ってガンちゃんに電話番号を聞くと、「さっきの連絡簿に書いてありますよ」というが、私のには電話番号の記載はなかった。あれ? ガンちゃんのと見比べると、記載事項が全然、違う。どうやらアルは2種類を使い分けているみたいである。親分の差し金もあるのだろうが、アルって結構、やることがエグイな。

ヤクザ・ピグモン被害者の会?であるSEED佐藤とかガリガリ君、俺、ウネなんかはこっちの紙を渡されてる…気がする(想像)。その場にいなかったから知らないんだろうけど、好きな女性の前でヤクザに「あの人は学校でチン●触ってる」とか言われてるアルは、間違いなく被害者なのだろうけどね。世の中には知らない方がいいこともあるんだね。怖いわね。(5・19)


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