元・白血病患者の日記
 

2006年03月21日(火) 『うちのパパがね』の子供って…

 今日もお手伝い。ミニゲームに並んでいる、ほとんどの子供は規律を守ってくれるのだが、中には「お茶目」を通り越した奴も確実にいる。そういう子供の親の顔を見てみたいもんだ、と思っていると近くにいるものである。ほとんどの場合、ため息と一緒にあきらめるしかない。

本日はWBCの決勝戦がある。小型TVだか携帯だか知らんが、サッカー観戦に来ているならどうでもいいだろうに。「やった! また点が入ったゾ」などと叫びながら、列にキチンと並んでる子供を蹴散らす親がいた。その子供というのは、ブラックリストに掲載されているお坊ちゃまであった。…完璧なカップリングである。ただ、こういう輩も「お客さん」であるからして、表面上は笑顔、笑顔。

 順番がゴチャゴチャになってきたので、列の整理をしなきゃいかんので「ココで待っててね」と指示を出したら、いつまでも同じ場所で律儀に待ってる子供をみると、こういう子供のために頑張らねばという気持ちになる。よし、頑張らねば。

 ほどなくして、(年末の納会で見たような)派手な格好をした『うちのパパがね』が登場。あんた、今日はサッカー観戦に来てんだよね? 声をかけられたが、あまり相手にしたくないので仕事に精を出す。なぜに『うちのパパがね』がこんな場所にいるかというと、別にボラの労いに来たわけではなく、子供の付き添い。お子さんは、相変わらずの態度で…(以下略。まぁ、とにかく、その、迷惑家族ってことで)。他の子供たちに示しがつかないので、二度と来るな! 正直者がバカを見ることは、許さんゾ。

まったく、親の顔が…近くにあった。そうだ、この人の子供だったんだっけ。あんたのパパの顔が見たいよ。(後日、パパが子供を連れて来る機会があったのだけどれども、期待を裏切らない人でした。頼むから良い子の邪魔をしないでね)

 『私をバカと呼んでください』さんも相変わらず、向こう側に行ったきりであった。世間には寸止めの人が大勢いるんだなぁ。そんな中、着グルミに入っていた人がとても感じの良い人で、安堵。掃き溜めで魍魎ばかりみてきたが、こんな輝く人もいるんだねぇ。捨てたもんじゃないぞ。よし、頑張らねば。

 これも花粉症なのだろうか、唇と喉をやられる。休憩時間に鏡を見たら、真っ赤になっていた。いやな時期だこと。ほんの一部だけど、素行のよくない子供がいるので叫びすぎたかしら。

 帰り際。茂カードが意図的に散りばめられている、と集まってる全員が気づく。やることに味があるゼ。みんな控え室では苦笑いさ。ユニフォームを餌に商品の在庫処分をする会社だが、商品価値のなくなったカードも一斉処分ってわけですかい。(後日、HPにてアナログ作業で午前3時過ぎまで手作業でやってます、と紹介していたけれど…。まさかここまでアカラサマにやられるとは。福袋の当たり券も、茂カードも実に意図的です。世の中、奇麗事だけじゃないのよ)

 喉が痛いのだが、8時過ぎに戻ってくると子供に本読み聞かせをせがまれる。河崎Fの子供を見ていた後なので、他愛もないことで満足をしてくれるうちの子供が、こんな感じに育ってくれてよかったなぁとかみ締める。くれぐれも、『うちのパパがね』みたいな子供には染まらないでね。(まぁ、会うこともないんだろうけど 5・11)


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