元・白血病患者の日記
 

2002年11月19日(火) ♪かし〜ま アントラーズ

 どうにも気分が晴れない。ほとんど衝動的、突発的に鹿島アントラーズのクラブハウスへ行こうと思う。京急で羽田でとまずは向かう。ラッシュ時は過ぎているのだが、混雑している下り方面。大きな荷物を持ったサラリーマンは出張だろうか。それに混じってこれみよがしにノートパソコンをしてる奴とか(混雑してんだよ!)、携帯ゲームをしてる奴、きっつい電子手帳をニヤニヤしながらまるで見せびらかしてる奴…が多い。どんな車両じゃと思っていると、どいつも同じ目をしてる。

 で、●●駅に到着すると、その連中だけゾロゾロと降りる。なんのことはない、羽田近くにはSE●Aの本社があるのだ。そうか、こいつら●ガの社員か。

 鹿島のHPで知るったのだが、茨城への直通バスは最近、羽田からも出ているという。数年前までは東京駅まで行かねばならなかったのだが、ずいぶんと便利になったもんだ。父親のころは、まさに陸の孤島というたたずまいだったらしいが…。
14番バス停で待っていると、ほどなくバスが到着。あまり乗り込む人数は多くない。最前列に座れた。沖縄で散々、バスに乗ったが、やはり運転手と同じような風景が見れるんもはいいもんだ。が、あまり運転手は見れない方がいいのかも知れない。なんか小刻みにイライラしてる人で、鹿島のクラブハウスへ行くまでに何度もハンドルを叩いたりしてた。高速走るバスの命運をこの人にまかせてもいいものだろうか、などと考えていると気持ち悪くなってきた。

 詳しい地図は掲載されてないけど、指定されたバス停で降りる。…なんか巨大なパラボナアンテナが密集してる怪しげな場所。どこにもクラブハウスまでの案内がない…。ちなみに昼になっているので飯でも食いながら店の人に場所を聞こうと思ったのだが、店がない。遠くに看板があるのでテクテクと歩いて近づけば、『本日休み』の看板。マジか?

 クラブハウスに電話すればわかるかな、と思ったんだけど、電話がない…。マジか?

 バス停付近をあてもなくウロつく。道を行き交う車の運転手が「こんな場所に人が一人で歩いてるよ」という顔をしている。なんか沖縄でも同じ経験をしたような気がするなぁ。

 20分くらいウロつき、次の店を発見するが、何の冗談かココもお休み…。途方に暮れながらも、何か予感がするので交通量の多い道とは違う方向へと歩きだす。野生の勘。

 ただ、進めど進めど何もない。民家はボツボツとあるのだが、人のいる気配がない。車で働きに出ているのだろうか。犬にはよく吼えられる。どこの家にも犬がいる。この声をききつけ、誰か出てくれればいいなと思うのだが、何の変化もない。いい加減、腹が減ったので、はるか先に見える販売機に吸い寄せられる。缶コーヒーを買うのにこんな苦労をするとは。で、販売機は近くにある自動車修理工場の人を対象にしたものらしく(そうでなきゃこんな場所に販売機は置かんでしょ)、やっと場所を聞くことができた。

 「この先を進むと大きな通りに出るので、そこを右です。まだかなりありますが、頑張ってクラブハウスで食事してください」あ…ありがとうございます。

 やっとのことでたどり着いたクラブハウスは、鹿島ファンには夢のような場所。数々のトロフィーはあるし、ユニフォームも展示。選手のサインに、関係者がウロウロしている。ショップには欲しい物があふれているし、すぐ横にはグラウンド…。来てよかった…。今度は予定をたててイベントのある時に来ようと誓う。柳沢のユニフォームを買ってしまったのだ。取り立てて何もない場所をトコトコ歩き、風景に目を移し、なんとなく気持ちも晴れる。プチ旅行のおかげでしょうか。

 調子が出たので、夜まで待ち、新宿へ金曜の集まりの下見に行く。予約もしたし、準備はOK。


 < 過去  INDEX  未来 >


孫悟空 [HOMEPAGE]

My追加