今日は、仕事を休んで、病院に行き。
家でおとなしく過ごした。
午後、仕事帰りのハルから電話が来た。
「今日は朝から微熱で、さっきからもう平熱だよ」なんて会話をして。
ハルも、昨日はものすごく心配した、と言った。
「でもね。自分との約束を破ってしまったことが、悲しい」
と言った。
私が大変なときは、絶対にそばにいる。
そう、ハルは別れた後も実行しようとしてくれていたらしい。
でも、昨日それが出来なかった、と言った。
「来てくれようと言う気持ちだけで、十分だよ」
「でも、実際はいけなかった」
「本当に、すごく嬉しかったから、それでいいじゃない」
「でもさ。こんなふうに、仕事帰りに電話したり、何かあったら助けに行くとかって、別れた二人じゃないよね」
「ホントだね」
別れたことは、間違えだったのかな、どう思う?とハルは言った。
私は、どうなんだろう、と言った。
今、そんなこと聞かれても、私は何もいえない。
ただ、分かることは。
別れた今だって、私はハルのこと、特別に思ってるって事。
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