march forward.
りりかの独り言。

2005年04月16日(土) バカはどっち。

子供たちは昨日から実家へお泊り。

私は今週も例外なく、土曜まで毎日仕事。

今日は誰もいない部屋に帰った。

あいつは、明日仕事。

今夜は会社の飲み会。

何の予定も無い、土曜の夜。



夕飯は店で済ませてきたから、お風呂だけ入ってボーっとしていたら。

バイトの子から「これからボーリング大会をするので来て下さい」ってメールが入る。

「無理ー。お風呂入っちゃったし、だるいもん」って返したけど。

「もうりりかさんの名前入れちゃったんで、よろしく♪」

・・・なんて強制的なの。



また着替えて、結局ボーリング場へ。


行くのはだるいけど、結局盛り上げちゃうんだよね。

しかも、5ゲームって・・・。

でも総合得点で2位になったから、気分は良かったんだけど。



もちろん、Eも来ていて。

帰り道「時間作って」と言われて、みんなには帰ると言い、二人で居酒屋に行った。

この人とはちゃんと、話をしなきゃなぁって思ってた。

辞めるから、異動になるから、それまで知らん顔でやり過ごそうって思っていたけど。

思っていたけど・・・。





居酒屋なのに、最初の一杯だけで、後は二人してウーロン茶を頼んで(嫌な客・・・)話し込んだ。

あいつと比べたら、やっぱり結婚も一度しているし、子供もいる人だし、年齢的にも私の一つ下だから、考え方が大人。

だから、すごいきついことも言って来るし、私もついカッとなる。


色々言われたなぁ。

「彼氏の悪口を言うのはフェアじゃないと思うけど」みたいな切り出しから。

子供を転校までさせてどうのこうのとか、自分ならそうならないようにそばに(東京に)来るとか。

「私は彼のことが好きだし、大切だし。たくさん支えてもらったし、私も恩返しじゃないけど支えたいなぁって思うし。それでいいんじゃないの?」

「それって、愛なのかな?今まで色々としてもらったから、悪いって気持ちなんじゃないの?」




少し沈黙が出来てから。

「俺は会社辞めようと思ってる」

とか言う。

何で!?って聞いたら、実家の不動産屋を継ぐという。



「りりかをお嫁さんにするためには、遠くに行ったら意味無いじゃん。この間(異動先の店の)下見はしたけど、まだ決定じゃないし。断るつもり」



バカだよ、あなたは。

寂しいんだね、きっと。

だから、元奥さんと同じ母子家庭をしてる私がたまたま近くにいたから、そんな風に言ってくれるんだろうね。



「バカは、あなたですよ」




いいって言ってるのに、家の前まで送ってくれる。

時間は、明け方の5時前。

東から薄い青が近付いてきているような時間。



一体何時間話していたんだろうね、なんて会話しながら歩く。


二人して、仕事上がりで疲れているのに、徹夜なんてバカだよね。

私は休みだけど、Eは仕事じゃん。

ホント、バカ。

「俺もバカだけど、あなたの方がバカだよ、絶対」

うちの下で最後にそう言って、帰って行った。



知ってる。


バカは、私だって事くらい。


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