朝ごはんを食べて。
彼と子供たちはバドミントンをして、私は洗濯を畳んだり、掃除をしたりして。
昼ごはんの時間になったから。
カラオケに行ってご飯を食べよう!って話になって、5人で出かける。
よく来るカラオケボックスだけど、安いしおいしいし、なんと言っても昼間はフリータイムで夕方6時までなら何時まででもOK。
今日は4時間くらいいたかな。
それでも食事もして5人で5000円行かないってやっぱり安いよなぁ。
夕飯は、あいつが焼肉をご馳走してくれるというので。
みんなで行って。
そこで、オーナーさんが。
「これはそろそろひっくり返していいですよ。パパ、やってあげて」
と言った。
ライラ以外は、一瞬全員固まった。
オーナーさんが行ってから次女が。
「パパって言ってたね。若いパパだよね」
と言い。
あいつも。
「ねぇー」
と相槌を打っていた。
私は、なんだかホッとしたかな。
あいつって見た目若いから、どういう風に見えてるんだろう?って気になっていたし。
私の弟と、私の子供たち、みたいに見えているかなぁとか。
結構考えて気にしてたし。
あいつは、さほど気にしていないようだったけど。
でも。
寝るときに。
「家族に見えたんだね」
と、あいつが言った。
なんだ、あいつも気にしてたんだーって思った。
「私、嬉しかったよ」
「うん、俺も。ホッとした」
周りにどう見られたって、別にいいよ。
とか言ってたくせに。
案外、気にしてたんじゃん。
って、ちょっと可笑しかった。
でも、嬉しかったんだよ。
ホントに。
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