march forward.
りりかの独り言。

2005年01月08日(土) やっぱり

朝6時から勤務。

夕方5時まで。

終わったら、すぐに帰宅し、子供たちを乗せて、あいつの実家へ向かう。

6時位に、あいつから電話が来て。

「今さっき帰宅したよ。寿司頼むけど子供たちは全員さび抜きでいい?」

とか言う内容さえも。

ドキドキの要因。



きっとね。

凄く恵まれていることだと思う。

バツイチってだけでも、充分ネックなのに。

その上5つも年上で、子供は3人いて。

こんな私の事を愛してくれている彼にも、認めてくれている親御さんにも、私は感謝してもしきれない。

それなのに。

逃げてばかりで。

去年までの私は、本当に逃げてばかりのやつだった。

今年こそ、少しは変わらなきゃね。

ホント、そう思う。

その、第一歩だ。



道は3連休初日でも、混んでいなくて。

すんなり、あいつの実家についた。

あいつの家の庭に車を停めて。

車から降りた子供たちが最初に言った事が。

「すごーい!星が、たくさんだね!!」

三人とも、物凄く感動してた。

私も、初めてここに来たときに同じ事を思ったなぁって。

なんだか、懐かしかった。

あの時と一緒で、あいつはやっぱり自慢気に。

「だろー?」

なんて言って。




あいつの実家には、掘りごたつがあり。

私は実物を見たのは、あいつの実家が初。

だから、もちろん子供たちも初めてだし、掘りごたつと言うものさえ知らなかったから。

「何これ!?」と驚いていた。



大広間で夕飯を食べる前に、あいつが子供たちを全員紹介して。

子供たちにはお父さんとお母さんとおばあちゃんを紹介して。

子供たちも、3人ともきちんと名前を言って「よろしくお願いします」って言っていたから、ホッとした。



私が物凄く緊張していることとは裏腹に。

子供たちは緊張しつつも、すぐに馴染んで。

ライラはしっかりいつも通り。

仮装大賞とか見ながら談笑し。

お年玉まで頂いていた。

「Hくんの部屋見たいー」

とか長女が言い出して。

布団を持ってあいつの部屋に子供たちが移動(あいつの部屋は、離れなので)している間に、私はお母さんと片づけをして。

お母さんが「子供たちは、みんなHに懐いているんだね。安心しちゃった」と言ってくれた。

ホント、そう。

私もびっくりする位に、普通に懐いている。

ライラは小さいし、分かるんだけど、正直長女・次女がこんなに懐いてくれるとは思ってなかった。

あいつも「もしもりりかと別れる事があっても、子供たちとは付き合って行くんだ」と言うけど、冗談じゃないかも・・・とたまに思う。




明日はスキーに行く。

だから、早く寝なきゃ。と言っていたのに。

子供たちは、あいつの部屋を見るのが楽しいらしい。

あいつの部屋は、主に使っている部屋の他に2つあり、そのうちひとつが書庫(てか漫画本ばっかり)なので。

結局夜11時半まで漫画を読んでいる子供たち。

私は、早朝勤務&高速運転で物凄く疲れていたため、先に布団に入ってた。



「なんとか、上手く挨拶も済んでよかったよね」

みんな布団に入って、うとうとしていたら、あいつに言われた。

「そうね」

「りりかは、心配しすぎ。いっつもそうだけど。悪い事ばっかり考えないでやって行こうね」



悪かった場合を想定して行動すると、本当に悪い事が起こってもそんなにがっかりしない。

やっぱりね、みたいに思えるから。

それは、子供時代からの私の癖。

しかも、悪い事ばかり考えるから、行動しようと思えない。

どうせだめだもん・・・みたいな。

いっつもそう。

悪い癖だよね。



でも、大きな事、1つクリアだ。

次は、引越しかな。

その前に、退職か。

何にしたって。

あいつが一生懸命引っ張ってくれているから、安心だ。

3年前、学生だったあいつは、私を引っ張りたくても、出来ない状況だったころと比べたら。

本当に、大人になった。

一緒に進んでくれるって、学生時代のあいつが言った時。

「あなたに何が出来るの?」

って、思ったりもしたけど。

本当に、やり遂げようとしてくれている。

あいつは、一緒に住むことや、結婚する事がゴールではないって言うけど。

とりあえずの目標だな、と思う。



一緒に、進んでくれる人がいる事、その人は絶対に手を離さないって思える事は、やっぱり幸せだ。


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