march forward.
りりかの独り言。

2004年10月09日(土) 冷却

彼に。

「もう、やめよう」

を、言った。

「私たち、もうだめだよ」

って、言った。

彼は、慌てて。

「何でだよー」

とか笑って言ってたけど。

でも、きっと彼は分かってる。

私が、冗談とかでそう言う事を言わないって。








日記を書かない間。



毎日が忙しかった。

家に帰ってきてパソコンなんか、出来る状況じゃなかった。

残業して帰って、家事や翌日の子供たちの学校の用意や。

気付いたらもう日付も変わっちゃう。

明日も朝早起きなんだから、寝なきゃ。

そんな毎日の繰り返し。




彼はもう1ヵ月半近く、休みがない。

だから、精神的にも肉体的にも、余裕が無い。

一緒に行こうね、と約束して買っておいたジブリのチケットも、結局彼は行けずじまい。




お互いに、とても疲れていたから。

相手の事を考えられる余裕がなかったから。

ここのところ、毎日の電話では、傷付けるような発言ばかりを、お互いに繰り返した。

お互いに、分かっている。

これは言ってはいけないって事。

そう言う事も、出てしまうくらい。

私たちには、余裕が無さ過ぎた。



あいつは、私の仕事の事を罵倒し。

私は、あいつの考えの甘さを非難した。

お互いに、これ以上は言ってはいけないと言う範疇を超えて。






頭を冷やそう。


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